この春〜夏の時期にイタリアにて開催されるイベント情報をお知らせいたします。
最終回の今回は、首都 ローマとイタリア島部の都市で開催のイベントをご紹介いたします。
これらのイベントにあわせ、是非イタリアにお越し下さい。

【 ローマ 】
■ 彫刻家 ルチオ・フォンターナ (Lucio Fontana scultore)
開催期間: ２００８年５月１１日まで
開催場所: 国立近代絵画館 (Galleria Nazionale d'Arte Moderna)
詳細： URL　http://www.gnam.arti.beniculturali.it/ (イタリア語、英語他)
〔概要〕
ローマの「国立近代・現代絵画館」では、５月１１日まで彫刻家としてのルチオ・フォンターナの展覧会を開催しています。
マントヴァ・ドゥカーレ宮殿で大成功を収めた同展覧会を糸口に、さらに内容を充実させています。順路は５０・６０年代の著名作品から初期の作品へと逆戻りさせています。
本展のキュレーターは、フィリッポ・トレヴィザーニ。

■ 展覧会「１８００年代美術：カノーヴァから『第四階級』まで」 (OTTOCENTO. DA CANOVA AL QUARTO STATO)
開催期間: ２００８年６月１０日まで
開催場所: スクデリエ・デル・クイリナーレ (Scuderie del Quirinale)
詳細： URL　http://www.scuderiequirinale.it/ (イタリア語、英語)
〔概要〕
ペッリッツァ・ダ・ヴォルペードの有名な絵画「第四階級」(Quarto Stato)等、「スクデリエ・デル・クイリナーレ」では初となるイタリアの１８００年代の傑作を回顧する展覧会。
ローマ、ミラノ、フィレンツェ、ナポリ等で、 イタリア統一という歴史的激動の中で創作活動を続けた多くの画家達の作品を本展ではご覧いただけます。
ローマ国立近代絵画館総裁 マリア・ヴィットリア・マリーニ・クラレッリや、フェルナンド・マッツォッカ等美術研究家らの選考により１００点にのぼる絵画作品が集められました。

■ ミンモ・パラディーノ展とブライアン・イーノの音楽 (MIMMO PALADINO-BRIAN ENO. OPERA PER L'ARA PACIS)
開催期間: ２００８年３月１１日〜５月１１日
開催場所: アラ・パチス (Ara Pacis)
詳細： URL　http://www.arapacis.it/ (イタリア語、英語他)
〔概要〕
リチャード・メイヤー設計の「アラ・パチス」内の新ミュージアム・スペースで、現代を代表する２名のアーティストの共同イベントを開催中です。
彫刻・画家・版画家として有名なミンモ・パラディーノ作品の展示場には、ブライアン・イーノの音楽が流れ、アートと音楽が融合。
「アラ・パチス」は、アウグストゥス帝が紀元９年に公開したという平和の祭壇であり、古代遺跡と現代の創造が結び付ついた新しく独創的な感動を訪れる人に与えるでしょう。

■ ローマ国際写真祭 (FESTIVAL INTERNAZIONALE DI ROMA FOTOGRAFIA)
開催期間: ２００８年４月０４日〜５月２５日
開催場所:
　パラッツォ・デッレ・エスポジツィオーニ (Palazzo delle Esposizioni)
　トラステヴェレのローマ博物館 (Museo di Roma in Trastevere)
　マッタトイオ・ディ・テスタッチョにて (Mattatoio di Testaccio)
詳細：　URL　http://www.fotografiafestival.it/ (イタリア語、英語)
〔概要〕
第７回目を迎える「ローマ国際写真祭」が、複数の会場で開催されます。
メイン会場となるのは「パラッツォ・デッレ・エスポジツィオーニ」で、イベント、上映会、国内外アーティストとのフォーラム等も開催されます。
今年のテーマは「日常性と正常さ」。写真の世界において常に革新性を追いながらもその中に自己表現をこころみる若いアーティスト達に、毎回特別に注目が集まります。

■ 展覧会「２１世紀の中国: アイデンティティーと変革の芸術」
　(CINA XXI SECOLO. ARTE FRA IDENTITA' E TRASFORMAZIONE)
開催期間: ２００８年５月１８日まで
開催場所: パラッツォ・デッレ・エスポジツィオーニ (Palazzo delle Esposizioni)
詳細：　URL　http://www.palazzoesposizioni.it/ (イタリア語、英語)
〔概要〕
ローマの「パラッツォ・デッレ・エスポジツィオーニ」では、２００８年２月１９日から５月１８日まで、中国の現代アーティストの作品展を開催しています。展示作品は、どれも２０世紀最後の１０年間のめまぐるしい中国の歴史的な文化変革の様子を伝えています。
中国の急速な都市化とともにすすむ政治経済政策の変化は、農業を中心とした従来の経済をくつがえしました。国際市場開放、外国語習得、インターネットの導入等により、大衆消費による活気あふれる進展を遂げつつも、混乱や論争も同時にあふれています。
新しい芸術の姿に、来場者は個々の思いを抱きながら順路をたどる事でしょう。

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【 その他、イタリア島部各地 】
■ 第５回 イタリア・ラリー　サルデーニャ 5° (edizione Rally d'Italia Sardegna)
開催期間: ２００８年５月１５〜１８日
開催場所: サルデーニャ島、オルビア(Olbia)にて
詳細：　URL　http://www.rallyitaliasardegna.com/ (イタリア語、英語)
〔概要〕
世界ラリー選手権の第６ラウンド「イタリア・ラリー・サルデーニャ」は、２００８年５月１５〜１８日に開催されます。イベント司令部はオルビアに置かれますが、スタートとゴールは美しい港 ポルト・チェルヴォ。
イタリア自動車クラブが主催し、ラリーは３コース。 今回特筆すべきはラリーがレルノ山、アクート山、オリア山と同エリアで３日にわたって開催される事で、これによりファンは前回に比べ移動が少なくてすみます。

■ ヴェスパ・ワールド・デイズ (VESPA WORLD DAYS)
開催期間: ２００８年４月２４〜２７日
開催場所: シチリア島、チェファル
詳細：　URL　http://www.vespaworlddays.com/ (イタリア語、英語)
〔概要〕
イタリアの工業デザインのシンボル的存在として一世を風靡したスクーター「ヴェスパ」。世界中のヴェスパ愛好家達が集まるこの催しが、４月２４日から４日間、今年は初めてシチリア島で開催されます。
チェファルには「ヴェスパ・ヴィレッジ」がオープンし、ヴェスパでのエクスカーションやチェファルでの様々なイベント、最終日２７日のパレルモへのパレードとヴェスパファンの方には見逃せないイベントです。


* 写真 左: ミンモ・パラディーノ展とブライアン・イーノの音楽
* 写真 右: 第５回 イタリア・ラリー　サルデーニャ 5°


※ミラノ、ヴェネチア(ベニス)、及びその周辺都市
　http://www.otoa.com/home/news_ditail.php?serial=13522
※北イタリアのトリノ、及びその周辺都市
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※イタリア中部の町 フィレンツェ、及びイタリア中部の都市
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