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ザンビア [ Republic of Zambia ]

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ザンビア リビングストン / 市内及び観光名所「ビッグツリー」の治安について

掲載日時:2016年08月05日

情報提供:Livingstone Tourism Association

2016年8月11日(木)の大統領選挙を間近に控えたリビングストンの町中は、普段と異なり騒がしくなります。候補者が車を止め、市民に自分の政策等を訴える日本でおなじみの選挙活動は、ここリビングストンでは見られません。
この国の選挙活動というと、支持者が車を何台も連ね、大きな音楽やクラクションを鳴らしながら候補者のポスターや旗を掲げて走行するスタイルが一般的です。日本人から見ると本当に選挙運動を行っているのか、それともただ楽しんでいるだけなのかは見分けがつきませんが、現地の支持者は一所懸命に応援しています。

そんな光景を見かけると、つい写真を撮りたくなってしまうところですが、そのような行為は避けるのが無難です。一般的にザンビアの人は写真撮影、特に人物の撮影に非常に神経質です。
選挙活動を行っている人の多くは興奮状態にあり、そのような中、写真撮影を行うことはトラブルのもととなりますので、くれぐれもご遠慮ください。また選挙(政治)についての話も避けるのが懸命です。
選挙前の時期にザンビアにご滞在予定の方は、くれぐれもご注意ください。

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そして、ヴィクトリア滝に行く途中、モシ・オア・トウーニャ大通りから約100m左側に入った所に「ビッグツリー」と呼ばれている政府管理下のバオバブ(baobab)の大きな木があります。
ヴィクトリアの滝の落下時の水煙等を見るためのハシゴが設置されるなど、最近、注目の観光箇所として多くの外国人旅行者が訪れるようになりましたが、一方で外国人旅行者が被害に遭う事件も何件か発生しています。

ビッグツリー観光時には、くれぐれも以下の点にご注意ください。
〔注意点〕
* 夕方〜夜など、遅い時間には行かないこと。
* 個人旅行の場合は、明るい時間に正規タクシーを利用して訪れること。
 ガイドが同行していれば特に問題ありませんが、ガイドがいない場合には、タクシーの運転手を待たせておくこと。(見学自体は15分もあればOK)
* 一人での見学は避けるのが無難。出来れば2人以上で出かけること。

なお、正規タクシーの特徴は、以下の通りです。
1) ナンバープレートの番号の色が赤。(普通の乗用車は黒色)
2) 車体左右の中ほどに一本、車体とは異なる色のラインあり。(主に紫色の帯)
料金は、リビングストンの町中からヴィクトリアの滝まで、片道50〜70クワッチャ(約500〜700円)程度です。タクシーを待たせるような場合、タクシー運転手との交渉が必要です。

★参考: 市内を走る「正規タクシー」の利用方法について
 http://www.otoa.com/news_detail.php?code=30837



(同情報は、在ザンビア・リビングストンのJICA シニアボランティア 宮崎征士様よりご提供いただきました。)