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オーストラリア [ Commonwealth of Australia ]

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オーストラリア 西オーストラリア州 / 「新型コロナウイルス」の影響について (現在の状況)

掲載日時:2020年05月29日

情報提供:株式会社アイディツアーズ サウスパシフィック

「新型コロナウイルス」(COVID-19)の感染状況や規制方針については、国や地域によって異なりをみせておりますが、西オーストラリア州での現在の状況について、以下主なものをお知らせいたします。

■「新型コロナウイルス」(COVID-19)、西オーストラリア州の状況 (2020年5月26日現在)
◎ 州内の移動規制について
3月31日から州内で地域間の移動規制が課されておりましたが、今月5月18日に一部緩和され、5月29日から環境保護地域を除く州内の全域での移動が可能になりました。

◎ 国内の移動規制について
何らかの理由をもとに(健康上、職務、緊急事態など)事前の許可を受けた人以外は、他州から西オーストラリア州に入ることはできません。許可証を受けて他州から到着した場合、14日間指定の場所での自己隔離が必要となります。

◎ 海外からの入国について
オーストラリア政府の規制により、オーストラリア国民または永住者以外の入国は禁止されています。国民・永住者で海外から帰国するものは14日間の隔離が義務付けられています。

◎ 学校 (小・中学校、高校)
西オーストラリア州では、4月28日から2学期が通常通り開始されました。
多くの学校では1週目から対面授業が行われ、2週目以降、学校ではソーシャルディスタンス措置の規定を厳守することが必要ないという方針決定を受け、ほぼ全ての学校で対面授業が行われています。
ボーディングスクールでも、5月中旬以降、寮を再開しています。

◎ 学校 (大学、語学学校など)
オンラインでの授業を提供しているところが多いですが、対面授業に戻っている学校もあります。
また海外留学生のために今後継続してオンラインコースを提供していくという学校が多数あります。

◎ 生活
一番厳しい時は、家族以外の集まりは2名までに制限されておりましたが、買い物や外でのエクササイズに関してはソーシャルディスタンスができれば可能でした。多くの人が散歩やジョギングなどを楽しんでいました。
4月28日には2名から10名へ規制が緩和され、5月18日からは20名へとさらに緩和が進みました。

◎ レストラン
テイクアウトのみの営業が許可されていたものが、5月18日の緩和で20名までの制限で店内での飲食が許可となりました。

◎ ショッピング等
ソーシャルディスタンスが確保できれば営業可能という規定が継続されておりますが、休業をしている店舗がかなり多くありましたが、5月18日の緩和を受けて営業再開するところが増えました。

◎ スポーツ・娯楽
20名までの屋内・屋外でのノンコンタクトスポーツが可能。
映画館、遊園地、ゲームセンターなどは営業禁止。
フィットネスジムやプールなどはソーシャルディスタンスや衛生確保が確保できれば営業可能。

◎ 日本からの航空便について
全日空の成田パース直行便は、6月30日のパース発の便まで運休が継続されることが決定しています。現在、日本とオーストラリアの唯一の直行便はシドニー〜羽田間の週3便のみとなっています。

◎ 今後の見通し (ロードマップ)
西オーストラリア州では4段階の回復へのロードマップを提示しており、現在は5月18日施行のフェーズ2段階となります。
フェーズ3はフェーズ2から4週間を目処(6月中旬)に施行される予定で、ビューティーサロンやコミュニティースポーツ、映画館や動物園など、現在規制されているビジネス・アクティビティーが緩和される見込みです。
フェーズ4の時期や内容については未だ発表されておりませんが、他州からの移動規制の緩和については、最終段階まで実行されるとの見込みです。

◎ 感染状況 (5月25日現在)
オーストラリアの感染者数合計は7,118人で、そのうち6,532人は回復済み、国内死亡者数は102人となっています。
西オーストラリア州のこれまでの感染者数は564人(死亡者9人)です。

以上、ご注意ください。