フィジーにて、世界でも初めての「海底リゾート」の建設計画が進んでおります。
「ポセイドン・アンダーシー・リゾート」と称されたこのリゾート計画は、既存の当地観光業者とアメリカのデベロッパーによるジョイントベンチャーによって開発される模様です。

場所は未だ最終決定されていないとの事ことで明らかにされておりませんが、既存のアイランド・リゾートをベースとし、地上には４８室のプランジプール付ビーチフロント・ブレと９ホールのゴルフ・コース、テニスコート、スパ施設、ヘルスクラブ、３つのレストランと２つのバー等を建設、海底部分には水深１３ｍの海底に各々独立したカプセルの様な１００ｍｍ厚の透明アクリル製のドーム型屋根を持つ２４室のラグジュアリー・ステートルームと、１つの豪華スイート、レストラン＆バー、ラウンジ、ライブラリー、会議室、ウェディング・チャペル、スパ施設等を建設する予定です。

海底部分は地上と２つの桟橋でつながり、２基のエレベーターでアクセスが可能。
宿泊は海底２泊＋地上４泊の計６泊のみで受付け、全ての食事と飲み物(一部の高級ワイン、及びリカーを除く)、ダイビングを含むアクティビティー、ナンディ又はスバからの専用機による送迎を含む料金は、お一人様 ＵＳ＄１５,０００となる模様です。
尚、同リゾートは２００８年のオープンを予定しておりますが、予約受付はまもなく開始するとの事です。


しかしながらフィジーでは昨今、ゴリゴリ・ビル(Qoliqoli Bill)と呼ばれる、フィジー人の伝統的漁業権保護を巡る法案が取り沙汰されており、これが一部リゾートや観光業者の利益と相反するケースがみられます。
この様な観点から考えますと、未だ計画段階のこの様なリゾート開発が一筋縄に進むのかどうかは定かではありません。


同リゾートの開発に関しましては、今後さらに詳しい情報が入り次第、改めてお知らせいたします。