ニュージーランド 検疫についてのご注意
掲載日時:2001年09月27日
情報提供:アイディツアーズ サウスパシフィック PTY LTD
ご存知かと思いますが、ニュージーランドは農業国のため特に他の国と比べて入国の際の検疫の検査が厳しくなっております。特に、最近では口蹄病、狂牛病などの酪農国にとっては大変危険な病気がヨーロッパにて存在しております。
その中で、ニュージーランド・オーストラリアはまだ発生はしていない国となっており、国としても絶対に入れてはいけない病気としてニュージーランドは神経をとがらしております。また、以前に旅行者から持ち込まれた果物の中に野菜や果物にとって大敵な昆虫がまぎれこみこの国(特にオークランド)で繁殖してしまい、空から薬をまいたほどです。
これらの防止としてニュージーランドは膨大な金額を費やした次第です。また、今後ニュージーランド入国の際にトラブルを避ける意味でインフォメーションを下記のように作成いたしました。
●罰金200ドルから10万ドル
入国の際にいわゆる税関の申告書がありますがその中に“食べ物を持っているか??”と言う質問があります。
もし、そこに持っていても“NO”のところにチェックをして食べ物を持っているのを見つかった場合に即金で200ドルの罰金が科せられます。 ただ、あるお客様からのコメントですが、旅行会社や添乗員などが持っていても“NO”と書きこんでも良いとか、面倒だから“NO”としても良いようなことを言っていることを聞いたとのことです。
あとは、よく勘違いすることがあると思いますが、この食べ物は持込みは大丈夫だから“NO”と書いたと言う場合があると思いますがそれは通用いたしません。たとえチョコレート・ガムなど一般的に持込んでも良いといわれるものでも、あくまでもそれらは“食べ物”として扱われます。その場合は、“持っている”方に書き込まなくてはいけません。
持込んでも良い・悪いは、あくまでもその国の検疫員が判断するものです。
●絶対に持込んではいけないもの:
下記のものは、申告をしてもその場で没収されるものです。
*生の食品や生きたもの:
果物や野菜、生きた動物(鳥や卵も含む)、生きた魚、昆虫,生き花
*動物・植物関係:藁関係のもの(麦藁帽子、藁で出来たぞうりなど)、
サンゴ、象牙、蛇皮、鯨の骨関係(飾り物や手芸品も含む)、貝類、
亀などのべっ甲類
*その他:蜂蜜
●申告をすべきもの
*肉類:
ソーセージやビーフジャーキーなどの肉類の加工品や魚・貝などの
加工品
*肉乳製品・卵類:全ての乳製品(ミルク、粉ミルク、チーズ、ミル
クベースのベビーフードなど)、全ての卵類や卵類の加工品
*肉種・木の実類:
全ての木の実や種類、調理前のポップコーン、ハーブ類、スパイス類
*植物:
カットされた植物類、球根・茎類
*加工植物類:
木や植物をベースにして作られたもの
(例:太鼓類、カービング類・マスク類などの主に工芸品類は注意!
ちなみに、木で作られてたブーメランや杖なども申告要)、竹やキ
ビ類やココナッツ・椰子の実・藁類で作られたもの
*動植物類:加工されていない羊毛・毛・羽・皮・骨・牙などや剥製類
*キャンプ・スポーツ類:
キャンプ関係の器具類。スポーツ関係の道具類(靴、ゴルフクラブや
主に土と直接触れているもの)
※使用中の靴類を持ってくる場合は持込めますが、日本出発前に泥な
どを良く落として持込んでください。
また、見せる場合がありますので手荷物に入れる、スーツケースで
も取り出しやすいところに入れておくのが良いと思います。
*その他1:
乾燥されたフルーツ・野菜類、麺や米類・全てのきのこ類(加工品や乾
燥品も含む)、ドライフラワー類、使用された(または、使用中)の動
物の器具(鳥かご、たずな、サドル等)
*その他2:人間に対しての質問があります。
・農場従事者・屠殺場従事者・肉類の加工場従事者など
・最近ハイキング・キャンプ・狩猟などを人里離れたところでした人
いずれにしても、動植物・乳製品関係・土関係のものに対して厳しくなっております。
●証明書
全ての生の果物類・野菜類・切花類・植物類に対して持込みたい場合は、それなりの出発地の国で発行された証明書が必要です。 それらの証明書がない場合は、その場で没収やその国に送り返すことになります(お客様負担)。
●ニュージーランドの空港
各国際空港には、人間の検疫員がいるだけでなく“犬”もいます。
この犬は、これらの動植物の臭いに敏感になるよう訓練された犬です。これは、空港内のお客様の荷物をチェックするだけでなく国際郵便や小包などもチェックします。
また、日本と大きく違うのが到着して税関の審査のところにX-RAYの機械があります。(他の国の場合は、出発のみX-RAYのチェックがあるだけ)全ての手荷物やスーツケースもチェックされます。
いずれにせよ、ニュージーランドは自然の豊富な国であると同時に農業国・酪農国であります。また、気候も温暖で何か悪い細菌や植物が入ってきた場合に、ものによってはかなりの勢いで繁殖する恐れがあります。
これらを守ると言う意味で他の国に比べて厳しくなっておりますが、基本的に悪意がない限り、申告した場合はほとんどのものがお客様に返されていると言うことです。申告して取られるということではありません。変なトラブルのないよう、入国の際に分からなければ申告し、検査員に判断してもらってください。
また、よくお客様で旅行会社の人や航空会社の人が大丈夫と言ったなどといわれるケースもありますが、あくまでも最終判断は、その国の検査員です。上記の項目は、あくまでも現行のものであって今後細かなところで変更される場合が良くあります。よって、去年は持込めたけど今年はダメと言うことも大いにありますので、その辺のところもご理解ください(以前、卵の加工品は一切ダメとのことで、マヨネーズ・乾燥卵入りのカップヌードルなどは一切持込めなかった時期がありましたが、現在では持込めるようです)。
※上記のインフォメーションは、ニュージーランドの農林水産省(MINISTRY OF AGRICULTURE AND FORESTRY)の最近のパンフレット(PROTECT NEW ZEALAND)に基づいて作成したものです。
詳細につきましては、ホームページをご参照ください(英語)。
http:// www.protectnz.org.nz
その中で、ニュージーランド・オーストラリアはまだ発生はしていない国となっており、国としても絶対に入れてはいけない病気としてニュージーランドは神経をとがらしております。また、以前に旅行者から持ち込まれた果物の中に野菜や果物にとって大敵な昆虫がまぎれこみこの国(特にオークランド)で繁殖してしまい、空から薬をまいたほどです。
これらの防止としてニュージーランドは膨大な金額を費やした次第です。また、今後ニュージーランド入国の際にトラブルを避ける意味でインフォメーションを下記のように作成いたしました。
●罰金200ドルから10万ドル
入国の際にいわゆる税関の申告書がありますがその中に“食べ物を持っているか??”と言う質問があります。
もし、そこに持っていても“NO”のところにチェックをして食べ物を持っているのを見つかった場合に即金で200ドルの罰金が科せられます。 ただ、あるお客様からのコメントですが、旅行会社や添乗員などが持っていても“NO”と書きこんでも良いとか、面倒だから“NO”としても良いようなことを言っていることを聞いたとのことです。
あとは、よく勘違いすることがあると思いますが、この食べ物は持込みは大丈夫だから“NO”と書いたと言う場合があると思いますがそれは通用いたしません。たとえチョコレート・ガムなど一般的に持込んでも良いといわれるものでも、あくまでもそれらは“食べ物”として扱われます。その場合は、“持っている”方に書き込まなくてはいけません。
持込んでも良い・悪いは、あくまでもその国の検疫員が判断するものです。
●絶対に持込んではいけないもの:
下記のものは、申告をしてもその場で没収されるものです。
*生の食品や生きたもの:
果物や野菜、生きた動物(鳥や卵も含む)、生きた魚、昆虫,生き花
*動物・植物関係:藁関係のもの(麦藁帽子、藁で出来たぞうりなど)、
サンゴ、象牙、蛇皮、鯨の骨関係(飾り物や手芸品も含む)、貝類、
亀などのべっ甲類
*その他:蜂蜜
●申告をすべきもの
*肉類:
ソーセージやビーフジャーキーなどの肉類の加工品や魚・貝などの
加工品
*肉乳製品・卵類:全ての乳製品(ミルク、粉ミルク、チーズ、ミル
クベースのベビーフードなど)、全ての卵類や卵類の加工品
*肉種・木の実類:
全ての木の実や種類、調理前のポップコーン、ハーブ類、スパイス類
*植物:
カットされた植物類、球根・茎類
*加工植物類:
木や植物をベースにして作られたもの
(例:太鼓類、カービング類・マスク類などの主に工芸品類は注意!
ちなみに、木で作られてたブーメランや杖なども申告要)、竹やキ
ビ類やココナッツ・椰子の実・藁類で作られたもの
*動植物類:加工されていない羊毛・毛・羽・皮・骨・牙などや剥製類
*キャンプ・スポーツ類:
キャンプ関係の器具類。スポーツ関係の道具類(靴、ゴルフクラブや
主に土と直接触れているもの)
※使用中の靴類を持ってくる場合は持込めますが、日本出発前に泥な
どを良く落として持込んでください。
また、見せる場合がありますので手荷物に入れる、スーツケースで
も取り出しやすいところに入れておくのが良いと思います。
*その他1:
乾燥されたフルーツ・野菜類、麺や米類・全てのきのこ類(加工品や乾
燥品も含む)、ドライフラワー類、使用された(または、使用中)の動
物の器具(鳥かご、たずな、サドル等)
*その他2:人間に対しての質問があります。
・農場従事者・屠殺場従事者・肉類の加工場従事者など
・最近ハイキング・キャンプ・狩猟などを人里離れたところでした人
いずれにしても、動植物・乳製品関係・土関係のものに対して厳しくなっております。
●証明書
全ての生の果物類・野菜類・切花類・植物類に対して持込みたい場合は、それなりの出発地の国で発行された証明書が必要です。 それらの証明書がない場合は、その場で没収やその国に送り返すことになります(お客様負担)。
●ニュージーランドの空港
各国際空港には、人間の検疫員がいるだけでなく“犬”もいます。
この犬は、これらの動植物の臭いに敏感になるよう訓練された犬です。これは、空港内のお客様の荷物をチェックするだけでなく国際郵便や小包などもチェックします。
また、日本と大きく違うのが到着して税関の審査のところにX-RAYの機械があります。(他の国の場合は、出発のみX-RAYのチェックがあるだけ)全ての手荷物やスーツケースもチェックされます。
いずれにせよ、ニュージーランドは自然の豊富な国であると同時に農業国・酪農国であります。また、気候も温暖で何か悪い細菌や植物が入ってきた場合に、ものによってはかなりの勢いで繁殖する恐れがあります。
これらを守ると言う意味で他の国に比べて厳しくなっておりますが、基本的に悪意がない限り、申告した場合はほとんどのものがお客様に返されていると言うことです。申告して取られるということではありません。変なトラブルのないよう、入国の際に分からなければ申告し、検査員に判断してもらってください。
また、よくお客様で旅行会社の人や航空会社の人が大丈夫と言ったなどといわれるケースもありますが、あくまでも最終判断は、その国の検査員です。上記の項目は、あくまでも現行のものであって今後細かなところで変更される場合が良くあります。よって、去年は持込めたけど今年はダメと言うことも大いにありますので、その辺のところもご理解ください(以前、卵の加工品は一切ダメとのことで、マヨネーズ・乾燥卵入りのカップヌードルなどは一切持込めなかった時期がありましたが、現在では持込めるようです)。
※上記のインフォメーションは、ニュージーランドの農林水産省(MINISTRY OF AGRICULTURE AND FORESTRY)の最近のパンフレット(PROTECT NEW ZEALAND)に基づいて作成したものです。
詳細につきましては、ホームページをご参照ください(英語)。
http:// www.protectnz.org.nz
- ●外務省提供
- ●観光庁提供
- ●厚生労働省 検疫所情報
- ●国土交通省航空局 提供