---

海外旅行情報はOTOA[ 一般社団法人 日本海外ツアーオペレーター協会 ]


【海外旅行現地情報】ツアーオペレーターが配信する海外の新着情報を掲載。

イタリア トリノ / 2010年4月、トリノの「聖骸布」10年ぶりに公開

掲載日時:2009年12月28日

情報提供:イタリア政府観光局 (ENIT)

「聖骸布」(サンタ・シンドネ: Santa Sindone)とは、キリストが十字架にかけられた後、その遺体を包んだとされる縦 4.36m、横 1.1mの布で、現在トリノの「サン・ジョヴァンニ・バッティスタ大聖堂」(Duomo di San Giovanni Battista)に保管されています。
布上には、男性(キリスト)の全身像がネガ状に転写されているように見られ、血痕なども残っています。通常は大聖堂で写真でしか展示されていないこの聖骸布が、2010年4月10日〜5月23日まで、10年ぶりに公開されることになりました。
拝観には予約が必要で、インターネットや電話で本年12月から予約の受付が始まっています。

トリノの聖骸布は、十字軍がヨーロッパに持ち帰ったといわれ、1453年にサヴォイア公の所有となり、フランスのシャンベリーから1578年にトリノに移されました。
現在、聖骸布が保管されているトリノの「サン・ジョヴァンニ・バッティスタ大聖堂は、15世紀に建てられたルネッサンス様式の建物で、世界遺産でもある「王宮」に隣接しています。また、近隣には「聖骸布博物館」(Museo della Sindone)もあり、聖骸布に関連した品々が展示されています。
聖骸布は今も謎につつまれた部分も多く、世界中で様々な研究や論議がされており、今回の公開は信者の方にとって重要な巡礼となるばかりでなく、多くの方にとっても聖骸布を知り、トリノ市内や近郊にある教会や聖地を廻る絶好の機会となるでしょう。

聖骸布公開と並行して、教皇ベネディクト16世によるミサ(2010年5月20日)の他、様々な宗教的催しや企画(トリノの教会巡り等)も予定されています。
公開や予約に関する詳細は、公式ホームページにてご確認ください。
 URL http://www.sindone.org/ (イタリア語、英語他)

■「聖骸布」の公開概要
* 公開期間: 2010年4月10日〜5月23日  
* 公開場所: サン・ジョヴァンニ・バッティスタ大聖堂内 (Duomo di San Giovanni Battista)
  住所: Piazza San Giovanni, TORINO / TEL: +39+011-436-1540
* 予約:
・公式ホームページから「Online reservation」へ
  URL http://www.sindone.org/ (イタリア語、英語他)
・大聖堂に隣接する「カステッロ広場」に創設される窓口で (2010年4月10日より)
* 電話・その他問い合わせ、サービス
 障害者の方や病を患っている方 --- TEL: 39+011-020-4734
 (月曜 14:00〜17:30、水曜 09:30〜12:00/14:00〜17:30、金曜 09:30〜12:00)
 ※特別枠(水曜日午後)が設けられ、必要な場合のボランティアのサポートも受けることができます。

★トリノ観光局ホームページの関連情報
 URL http://old.turismotorino.org/index.php?id=21639&navCmd=reset (イタリア語、英語他)

聖骸布に映るキリストの顔聖骸布に映るキリストの顔

聖骸布のあるトリノの大聖堂(ドゥオーモ)聖骸布のあるトリノの大聖堂(ドゥオーモ)

当サイトに掲載されている記事・写真の無断転写・複製を禁じます。すべての著作権は、OTOAまたは情報提供者に帰属します。
弊会では、当サイトの掲載情報に関するお問合せ・ご質問、又、個人的なご質問やご相談は一切受け付け ておりません。あらかじめご了承下さい。


【メールニュース】メールニュースの詳細・ご登録はこちら

旅行業界で働いている皆様へ
OTOAでは、旅行業界で働いている皆様に「メールニュース」の配信を行っております。(無料)

【OTOAモバイル】OTOAモバイルの詳細はこちら

携帯からもOTOAにアクセス!
OTOAサイトの豊富な情報がいつでもどこでも見られます。
OTOAモバイル QRコード携帯電話(フィーチャーフォン)でQRコードを読み取るか、URLを送信してアクセスしてください!

海外への渡航の際は、こちらもあわせてご確認を。

外務省提供
観光庁提供
厚生労働省 検疫所情報
国土交通省航空局 提供
  • 機内持込・お預け手荷物における危険物について」