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メキシコ / メキシコにおける治安情報

掲載日時:0000年00月00日

情報提供:外務省 海外安全相談センター

メキシコでは、失業者の増大と社会的・経済的不安定要因が、治安情勢の一層の悪化を招いています。
強盗、窃盗(置き引き、引ったくり、スリ、自動車盗難等)の被害は昼夜を問わず発生しており、多額の現金及び貴重品(特に高級腕時計)を所持しての外出は避けることが賢明です。公共輸送機関である地下鉄、バス内でも犯罪被害が多発しており、さらに、リブレ(流しのタクシー)の運転手による強盗事件も多発しており、利用にあたっては十分な注意が必要です。また、特に身代金目的の誘拐事件が多発していますので十分注意しなければなりません。

■ メキシコにおける犯罪発生状況、犯行手口、日本人被害例は次のとおりです。
(1) 誘拐事件の多発
メキシコにおける誘拐事件は依然として減っておらず、大きな社会問題となっており改善の兆候は見られません。
メキシコの統計上誘拐には分類されないものの、短時間身柄を拘束し、所持しているキャッシュカードやクレジットカードで現金を引き出させ、その現金を強奪したり、家族などから比較的低額の身代金を要求する、いわゆる「短時間誘拐」(特急誘拐、簡易誘拐、稲妻誘拐又は電撃誘拐とも呼ばれる)があります。
「短時間誘拐」は、メキシコ連邦区及び周辺都市を中心に多く発生し、短期旅行者や駐在員にとって高いリスクとなっています。また、リブレ(流しのタクシー)を盗んで犯行に及ぶケースが多いため注意が必要です。
典型的な犯行手口は以下のとおりです。

〔犯行手口〕
主に高級車や高価な貴金属等を身に着けている人が狙われます。
最近では、首からデジタルカメラをぶら下げている観光客も狙われます。
犯人グループ(6〜9人)が2〜3台の車に分乗し、ターゲットの車の後をつけ、その車が信号などで一旦停止した際に無理矢理乗り込んで、その車の運転手を拳銃で脅かし、殴りつけて顔を見られないようにします。そして、被害者の所持品すべてを要求し、キャッシュカードの暗証番号を聞き出し、そのカードを使って現金を引き出します。さらに、被害者の住所や、自宅にいくら現金があるか高価な品物があるかなどを聞き出して、被害者の携帯電話を使って被害者の家族に連絡し、聞き出した現金や高価な品物を要求します。最近では、犯人グループに女性1〜2人が入っている場合が多いです。

〔日本人被害例〕
* 深夜、自家用車にて帰宅途中、車2台で来たメキシコ人男性6人に襲われ、拳銃の柄で後頭部を殴られ、その後、自宅にいた妻に対して身代金を要求され、現金を犯人グループに渡したところ解放された。
* 夜、メキシコ市において、友人のメキシコ人男性とリブレ(流しのタクシー)に乗ったところ、メキシコ人男性2人が車に乗り込み、ナイフで脅され、現金等を強奪された後、解放された。

〔防犯対策〕
* 3原則の徹底
 誘拐犯の標的とならないための3原則「用心を怠らない」「行動を予知されない」「目立たない」を日頃から遵守してください。
* できる限り複数人による行動を心掛けてください。
* 誘拐の予兆を感知したら、すぐに人を呼ぶ(場合によっては警察に連絡)とともに、日本大使館へ連絡してください。
* 相手の原因による軽微な物損事故が発生したときに、相手方に不審な点が感じられる場合には、助けを呼ぶか、その場から逃げてください(ただし、拳銃を突きつけられた場合には逆らわないようにしてください)。
* 住居・宿舎の警備体制(警備機器を含む)の再点検を行ってください。
* 屋外では、人通りの多い場所を選んで行動してください。
* 使用人を雇う場合は、知人からの紹介等身元が確実な人物を選定してください。
* 短時間誘拐に対する主な注意事項として、既述の未然防止策のほか、キャッシュカードやクレジットカードを必要時以外持ち歩かない、万一拘束されたら犯人の指示に従い、むやみに抵抗しないでください。


(2) タクシー利用時の強盗事件
タクシー利用時の強盗事件が多発しており、被害者の多くは旅行者です。
危険地域はメキシコ市の国際空港及びシティー内の観光地の他、タポ、中央及び北の各バスターミナルです。
事件の発生時間は昼間から夕方にかけて多く、日本人の短期滞在者(観光旅行者、出張者)が被害に遭っています。リブレ(流しのタクシー)を安易に利用することは、絶対に避けることが必要です。

〔犯行手口〕
* 流しのタクシー運転手が、急に速度を落とし、そこへ運転手と結託した2〜3人組の強盗が乗り込み、拳銃を突き付け所持金品を強奪し、さらに小1時間程連れ回し、郊外等の見知らぬ場所へ被害者を置き去りにする。
* 犯人の運転するタクシーが旅行者を乗せ、共犯者の待ち構えている数ブロック先まで走行し、そこで共犯者をタクシーに乗り込ませて乗客の所持品を奪い取る。

〔日本人被害例〕
* 午後9時半頃、リブレ(流しのタクシー)に乗り20分程で目的地に到着、タクシー内で料金を支払っているところへナイフを所持した2人組の強盗が押し入り、目隠しをされた上で所持金などを奪われ、約20分間連れ回された後に解放された。
* 午後11時半頃、レストランにて食事後、シティオ(無線タクシー)を呼んだが、あいにく車がなかったため、大通りに出てリブレ(流しのタクシー)に乗車したところ、信号待ちの間にナイフを所持した2人組の強盗に乗り込まれ、現金及び貴金属を奪われた上、約1時間連れ回された後に解放された。
* 午後11時頃、市内のレストランで食事を終え、リブレ(流しのタクシー)に乗り帰宅したところ、タクシー運転手が通常の2〜3倍の料金を要求してきたので、交渉しようとしたところ、突然ナイフを所持した2人組の強盗にタクシーに乗り込まれ、現金などを奪われた上、約2時間連れ回された後に解放された。タクシー運転手はスピードを遅くしたり、青信号で止まるなどの不審な行動があったので、強盗と共犯とも考えられる。

〔防犯対策〕
* タクシーを利用する際は、予約制のタクシー(シティオ、ラジオタクシー等)、ホテル専属のタクシー(トゥリスモ)、あるいはチケット制の空港タクシーのみとし、流しのタクシー(リブレ)や無認可タクシー(いわゆる白タク)には絶対に乗らない。
* 安全なタクシーを利用する場合でも、タクシー会社のオペレーターに、運転手の氏名とプレート・ナンバーを予め確認しておく。
* 乗車する前にタクシーのプレートナンバーを控える。
* 運転者証が車内(前面)に掲げられていること、さらに、その写真等のデータが運転者と一致していることを確認する。確認した結果、不審に思ったらすぐに車から降りる。
* 必要以上の金銭を携帯しない。さらに、できればクレジットカードは携帯しない。携帯する場合は、然るべきところに隠しておく。
* ガリバルディ広場(マリアッチ広場)のような観光地に行く場合には、観光ガイドとともに行くことが賢明。


(3) 銃器犯罪
メキシコでは、家の安全や正当防衛のため、許可を得てピストルなどの銃器(種類限定)を自宅内に保有することが認められていますが、武器の携帯には国防省の特別の許可が必要ですので、携帯許可を取得することは容易ではありません。
ただし、現実には、許可なく銃器を保有し、かつ、携帯している人が少なくなく、ほとんどの犯罪に銃器が使用されていると言っても過言ではありません。

銃器を使用した強盗は、メキシコ全土で発生しており、窃盗犯もピストルを持っています。夜中は勿論のこと、人通りの多い昼間の市街地でも被害に遭うことがあります。また、歩行中ばかりでなく、自動車運転中に、信号で停車したところを拳銃を突き付けられ車を奪われる被害も多く、メキシコ市では1日平均約100台の車が盗難・強盗被害に遭っています。信号待ちの際には、周囲に十分注意するとともにいつでも逃げることができるように車間距離をとることが必要です。


(4) ペセロ(小型路線バス)利用時における強盗・暴行事件
メキシコ市では、ペセロを利用した際、強盗・暴行の被害に遭う事件が多発しています。夜10時頃、地下鉄チャプルテペック駅からサン・アンヘルへ向かっていたペセロ内において、停留所から拳銃を所持した2人の強盗が乗り込んできて、乗客(8人)及び運転手を脅迫、全員を縛り上げて金品を強奪し、さらに女性の乗客を暴行し逃走するという事件が発生しています。ペセロの利用は原則として避けることが必要です。


(5) 地下鉄での集団窃盗
メキシコ市内の地下鉄において、日本人旅行者が集団窃盗被害に遭う事件が多発しています。中でもソカロ周辺のイダルゴ駅における被害が一番多く発生しており、デジタルカメラを手に持ったり、首から下げている旅行者がターゲットとなっています。

犯行手口としては、旅行者が市内の地下鉄に乗車しようとしているところを狙って、5〜6人のグループが急に背後から押し入り、旅行者を取り囲んでバッグなどを引きちぎって強奪するというものです。他に発生している場所は主に、ピノ・スワレス駅、オブセルバトリオ駅、タスケーニャ駅、北部バスターミナル〜ラ・ラサ駅近辺で、朝夕のラッシュ時及び昼間帯に多く発生しています。

地下鉄を利用する際は、貴重品はバッグ等に入れず、衣服の内側に入れ肌身に着けて携行するなど、十分な注意が必要です。


(6) 長距離バス旅行における強盗事件
これまでに日本人学生が長距離バスの乗客を狙った強盗に刺殺される事件が発生した他、金品を強奪される事件が発生しています。
メキシコの長距離バスは、定まった路線、定まった運行であるため、特に夜行バスは強盗襲撃の対象になりやすいとのことです。

〔バス旅行をする際の留意事項〕
* 単独行動はできるだけ避ける。
* 夜間の移動は避け、昼間に移動するよう心掛ける。
* 旅行計画は既成のガイドブックだけに頼らない。
* 万一、強盗被害に遭った場合は、「犯人よりも冷静に」状況判断をするとともに、抵抗せずに、身体に危害が加えられないように対処する。


(7) 空港での盗難事件
メキシコ市の国際空港では強盗・窃盗被害が多く発生しています。空港内両替所を利用した邦人旅行者が襲われる強盗被害が発生している他、空港内タクシーチケット売場にて、チケットを購入中に、足下に置いていたパソコン等の入ったアタッシェケースを盗まれる事件も多く発生しています。

他の空港では、最近、カンクンの国際空港において、日本人観光客が待合室ロビーにおいて、一瞬の間に座席に置いていた手荷物を盗まれる事件が多く発生しています。
また、グアダラハラ及びアグアスカリエンテスの空港内VIPルームでは、日本人駐在員等が、一瞬の間に携帯用パソコン等の入ったアタッシェケースを別の空のアタッシェケースとすり替えられ、盗まれる事件が発生しています。空港では手荷物の管理、防犯対策に十分留意することが必要です。



■ メキシコで安全に渡航・滞在するには、次の防犯対策に留意が必要です。
* 犯罪は昼間、夜間を問わず発生しています。昼間は、人通りの少ない通りや暗い通りの立ち入りや単独行動は避け、複数で外出するように心掛けた方が良いでしょう。夜間は徒歩による外出は避け、やむを得ない場合も、可能な限り大人数で外出した方が良いでしょう。
* 路上強盗が頻発しているので、多額の現金や貴重品を持ち歩くことは避けましょう。また、財布は、ボタンがかかるか、あるいはジッパーの閉まるポケットなどに携行しましょう。
* 流しのタクシー、路線バス、地下鉄などの公共の交通機関における強盗・窃盗事件が多発しています。移動の手段としては、可能な限りタクシー会社に電話して迎えに来てもらう予約制のタクシーか、ホテル前に常時待機しているトゥリスモと呼ばれるタクシーを利用するようにしてください。
* 宿泊先の選定に際しては、少なくとも、ドアにチェーンロック及びドアミラーがあるホテルを選定することが賢明です。たとえ旅行ガイドブックが推奨していても、施錠や警備に難点のある安宿は避けた方が良いでしょう。
* 若い日本人旅行者が旅行費用を節約しようとするあまり、傷害、強盗等の被害に遭う事件がしばしば発生しています。安全確保という観点からは、警備体制のしっかりしたホテルに宿泊し、移動手段は可能であれば飛行機にするというように、お金をかけることも必要です。また、メキシコの辺境地帯には反政府ゲリラ、あるいはこれらの名を騙った犯罪集団が存在しています。地方へ旅行する際には通常の観光コースから外れないよう注意してください。
* 万一不幸にして強盗に遭ってしまった場合は、抵抗しないことが重要です。「抵抗」とは積極的に相手に逆らうことだけではなく、逃げる、大声を上げる、睨み付ける、追跡する等の相手を逆上させるおそれのある全ての行為を含みます。なお、急な動きは、相手に渡す金品を取り出すためであっても、武器を出そうとしていると誤解される可能性があるので、「ゆっくりとした動作」を心掛けることが大切です。
* 殺人、強盗、暴行などの凶悪犯罪をニセ警察官が実行するという例が珍しくありません。警察官と名乗り、声を掛けられた場合は、それを信用して無防備に安心しないようにしましょう。
* 車の運転は、自分では交通ルールに則った運転をしていても、乱暴な運転や飲酒運転が多いため、事故に巻き込まれる可能性が高く、また、山間部や砂漠地帯で車が故障した場合、強盗に襲われる可能性も高いことから、短期滞在者は車の運転を避けた方が良いでしょう。
* 日本人旅行者が麻薬所持の現行犯で治安当局に検挙される例が時折発生しています。麻薬犯罪については、絶対に手を出さないことはもとより、空港、バスターミナル等で犯罪グループが旅行者の荷物にこっそり薬物を忍ばせ、報奨金目当てに警察に密告するという手口もあるので、荷物から目を離さない等の注意も必要です。



■ 緊急時の連絡先
* 治安機関:
 ・メキシコ市検察庁: TEL 060 (24時間対応、担当事案:殺人、強盗等一般犯罪の捜査)
 ・メキシコ市警察庁: TEL 061 (24時間対応、担当事案:強盗等一般犯罪の予防・鎮圧)
* 消防署: TEL 068
* 在メキシコ日本国大使館: TEL (52-55)5211-0028(代表)、TEL (52-55)5514-4507


※このページ内の情報は、外務省「海外安全ホームページ」より引用しております。

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