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入国時の申告は正確に---ロンドン

掲載日時:0000年00月00日

情報提供:JNTOロンドン事務所

某日、日本から母親と名乗る女性から援助を要請する国際電話が入った。
数日前,16歳になる息子がフランス経由でイギリスに入国しようとした。本来の目的は、ホームステイをしながらタウンブリッジにある語学学校に入ることであったが、斡旋業者からの入国の際に「観光」と言うように言われていたため、そのとおり入国審査官に言った。
ところが、所持金や帰りのフライトについて聞かれたことに正確に答えることができず、別室で6時間わたる事情聴取を受けた。その際、パスポートを入国審査官に没収されたが、返してもらえるのか、また、そもそもそのようなことがあるのかとのことであった。
当事務所としては、ヒースロー空港の入国管理部署に電話して事情を確認したところ、
・入国の目的を観光と言ったので、所持金などのついて質したところ、「所持金は150ポンド、片道チケットで来た」と答えた。
・所持金の検査をしたところ、語学学校の入学許可証がでてきた。
・「従兄が英国に住んでいるが居所不明」と答えた。
・「本当の目的は、ホームステイをしながらの語学学校通いだ」と答えた。
・当人に2ヶ月ほど後の某日、再度出頭するよう伝え、一時入国許可を与えた。
以上のことが判明。
入国審査官は,当人の応対が二転三転し一貫性がないため、不審に思いこのような対応となったとのことであった。また、パスポートは帰国の48時間前までに連絡すれば、出国空港ターミナルで返してもらえるとのことであったので、この旨母親に連絡した。
間違った示唆をあたえた斡旋業者の行為は論外であるが、入国に際しては正確に申告をしないととんだ誤解を招くことになるという好例である。

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