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シカゴでの犯罪実態と旅行者の留意点について

掲載日時:0000年00月00日

情報提供:JNTO シカゴ事務所

" アメリカの中でも他の大部市と比べると、日本人観光客自体が極めて少ない当地では、幸いなことに邦人を巻き込んだ殺人事件などの重犯罪の報告はないが、窃盗などの被害にあうケースは多いようである。シカゴ警察の統計によれば、1999年にはスリ、置引が31件で35名、旅券紛失が34件。2000年(9月末現在)には同じく22件34名および11件となっており、前年並と見られている。

 現在アメリカでは、各地で留置場が満杯になっているため、軽犯罪者を釈放する傾向が強く、一方では前年から日本への直行便が増えたためシカゴで乗換えをする旅行者が増えたことも、こうした犯罪の要因となっていると考えられる。主な犯行場所がオヘア空港待合室であり、また空港からシカゴ市内を結ぶCTAトレインの中、それとレストランだということがこの間の事情を裏付けている。

主な手口としては、

●電話の掛け方を教えてほしいと話しかけ、旅行者が気をとられているすきに仲間が手荷物を盗む。
●航空発着便のモニターを眺めている隙をねらい、荷物やハンドバッグの中身を狙う。
●旅行者の目の前で10ドル札を落とし、親切にそれを拾って届けると、仲間がその瞬間に荷物やその中身を狙う。
●バスに乗り込む瞬間にショルダーバッグの中身を狙う。
●レストランの椅子の背もたれに掛けてあるバッグなどを狙う。(とくに4人以上で座った場合、お互いに見えるので安心して、逆に油断が生じるようである)
●夕食で外出中のホテルの部屋を狙う。

■パスポートを紛失した場合の留意事項■
従来、盗難に遭って紛失すると警察で盗難証明書を発行してくれたが、シカゴ警察では最近この方針を変え、パスポートのみの被害で財布や他の荷物などが無事の場合には証明書を発行しないので注意が必要。
 


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観光庁提供
厚生労働省 検疫所情報
国土交通省航空局 提供
  • 機内持込・お預け手荷物における危険物について」