２０１６年１月１４日〜２５日までの１２日間、インドのブッダガヤにてダライ・ラマ法王による「カーラチャクラ灌頂(かんじょう)」が開催されます。
毎年行われているこの儀式ですが、今回は場所が仏教の聖地であるブッダガヤであることや、ダライ・ラマ法王の年齢を考えると貴重なカーラチャクラとなるのではないかと言われており、大変注目が集まっています。ちなみに前々回もブッダガヤで開催されており、その際は世界中から約２０万人が参加していることから、今回も日本人を含む多くの人々の参加が見込まれております。
是非、ご参加ください。


★ カーラチャクラ灌頂(かんじょう)とは
チベット仏教(密教)最奥義の教えであり、ダライ・ラマ法王から一般の人々にも力の伝授が許される最大の儀式です。１９５４年以降行われているこの儀式は、前回はラダックにて、前々回は今回と同様の地であるブッダガヤで開催され、約２０万人もの人々が参加しました。
通常、灌頂を受けるには多くの規制があります。しかしこの灌頂においては他の密教とは異なり、一般の人々にも広く公開されます。なぜならこの灌頂には「世界平和の祈り」も含まれている為であり、法王はこの灌頂を世界中で授け続けていらっしゃいます。
仏教や密教を学んでいる方やチベット仏教圏の人々だけではなく、仏教を詳しく知らないという方々にとっても、法王のお話を通じてやその人柄に触れたり、僧侶たちによる伝統的な舞踏を鑑賞したり、美しく繊細な砂曼荼羅の制作過程を見学したりと、有意義な時間を過ごせるとても貴重な機会となることでしょう。