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グアテマラ / 市民運動・デモ抗議・道路封鎖による影響

掲載日時:2023年10月12日

情報提供:株式会社ラティーノ

神秘的な世界遺産・ティカル遺跡、世界トップクラスの美しさを誇るアティトラン湖、古都アンティグアの花まつりなどで人気のグアテマラですが、今月に入り政治的混乱が続いております。

グアテマラでは大統領選挙の結果によって不正などの政治的混乱が発生し、市民団体や学生団体などによる抗議活動が連日発生しており、活動に参加する人数・地域は拡大しつつあります。

2023年10月02日以降、デモ行進の影響により一部観光に支障が出ております。
現在、市民運動の影響によりグアテマラ全土80ヵ所で道路封鎖が発生し、主要観光地へのアクセスは困難な状況となっており、あらゆるショッピングモール、商店などは閉鎖しております。
実際、現地のマクドナルド社は、10月9日より国内全店舗の一時閉店を発表しております。

なお、首都・グアテマラシティの「アウロラ国際空港」を発着するフライトは、現在、通常通り運航されておりますが、道路封鎖の影響で空港に燃料等が届かず支障が出ております。
緊急措置として、各フライトは隣国・エルサルバドルで燃料補給を行う形で対応しております。

現在、在グアテマラ日本国大使館では以下の通り注意喚起を発出しており、不要不急の外出を避けるよう呼びかけております。
現在、グアテマラにご滞在中の方、また近日中にご旅行をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。



グアテマラ国内各地での道路封鎖・抗議デモの継続、暴力行為の発生

2023年10月2日(月)より実施されている道路封鎖による抗議デモは、各種報道にもあるとおり、現在もその規模および箇所が日々増加しています。地方の主要・幹線道路だけでなく、グアテマラ市内も含め、国内の様々な箇所において道路封鎖およびデモが継続し、引き続き予断を許さない状況にあります。

10月9日夕刻には首都グアテマラ市第1地区(Zona 1)にある憲法広場(Plaza de la Constitucion)において、国家文民警察(PNC)によって催涙ガス使用による抗議デモの一部排除が行われたほか、同日夜、多数の建造物等に対する破壊・侵入などの暴力行為が発生しました。グアテマラ市に加え複数の市・地域で、デモによる商店・レストランの強制閉店なども生じており、更に悪化する可能性があります。

10月10日昼、内務大臣は、PNCが道路封鎖の解除に向けて本格的に介入する旨を発表しました(具体的な時期、場所は不明)。これにより、道路封鎖が行われている地点において抗議者とPNCの衝突等が生じる可能性が高まります。

この様に今後、状況がさらに悪化する可能性があるため、外出は必要最小限にとどめ、外出をする際には最新情報を収集の上、交通手段・経路を今一度確認するなどして、十分注意するようお願いします。
また、安全のため、これらのデモが行われている場所を強引に通過することは絶対にしないでください。
さらに、幹線道路が封鎖された際の迂回路は整備が不十分であることが多く交通事故を引き起こしやすいため、迂回の判断は慎重に行うようにしてください。
今後、状況が悪化し、万が一被害に遭遇した場合は下記連絡先にご連絡ください。

* 場所(10月10日現在の具体的な場所は下記URLをご覧ください。この地図は、逐次更新されます。)
 https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=1iPwRRRuHpeiJymhcGmeHVOll0brStB0&ll=14.964543852015472%2C-90.65565535&z=9

また、下記の地図に示した5ヵ所
1. Plaza de la Constitucion(憲法広場)
2. Ministerio Publico(検察庁)
3. Corte de Constitucionalidad(CC:憲法裁判所)
4. Congreso de la Republica de Guatemala(グアテマラ共和国国会)
5. Tribunal Supremo Electoral(最高選挙管理委員会)
は、選挙に関連する施設であり、予告されていないデモ活動等が今後も突発的に発生する可能性が十分ありますので、極力近づかないようご注意ください。
 → https://www.google.com/maps/d/edit?mid=1kOIIzay_Uqv7Nlis6iQXkhW27dwqw8Y&usp=sharing

在グアテマラ日本国大使館
電話: 2382−7300(代)

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国土交通省航空局 提供
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