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【海外旅行現地情報】ツアーオペレーターが配信する海外の新着情報を掲載。

アイスランド / レイキャネス半島、火山情報 (2/29 10:00現在)

掲載日時:2024年02月29日

情報提供:株式会社ヴァイキング

日本時間2024年2月29日 10:00現在の情報をお知らせいたします。

日本時間2024年2月08日 15:00頃に始まり、2月10日には完全に止まった噴火が、あと数日で再度始まる可能性があるとアイスランド気象庁や在アイスランド日本国大使館が注意喚起を発出しております。

前回の噴火時には地震が発生し、退避の決定をしてから約30分後に溶岩の噴出・流出が始まりましたので、旅程を組まれる際は、その点も慎重に考慮しておく必要があります。
その他、航空便の運航、バスの運行、各旅行会社が主催するツアーは平常通りで影響は出ておりません。

ブルーラグーンは2月16日、Northern Light Innは2月18日より営業を再開、また2月22日には43号線から繋がる426号線を砂利道で再度開通しておりますが、次回の噴火のリスクについてはコメントを出しておりませんので、くれぐれもご注意ください。

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アイスランド気象庁が発表した噴火情報の要点は以下の通りです。(2月27日 22:00現在)
* スヴァルツエンギのエリアのマグマの滞留が前回の噴火時のレベルに達している。
* 前回は避難決定後、30分後に噴火が始まったが、今回はそれ以下の時間で始まる可能性もある
* 噴火が差し迫りハザードレベルも上がっている。
* 地下でのマグマ貫入が起きても地表への裂け目噴火に至らない可能性もある。

現在、アイスランドにご滞在中の方、また近日中にアイスランドへのご旅行をご予定の方は、引き続き最新情報に十分ご注意ください。
また、現地2月28日に在アイスランド日本大使館発出の情報が更新されておりますので、あわせてご確認ください。



アイスランド南西部での火山の再噴火の可能性について (令和6年2月28日)

● アイスランド気象庁によると、数日以内にアイスランド南西部で再び噴火が発生する可能性が
 高いと予測されています。
● 噴火が見込まれる地域周辺にはブルーラグーンが所在しており、警告から噴火まで
 最短で30分程度の場合もありますので、同施設への訪問については慎重に検討し判断して下さい。

2月8日にアイスランド南西部のスンドヌークスギーガル、シーリンガルフェットル付近で発生した3度目の火山噴火以降、これまでマグマの噴出は収まっていましたが、2月27日のアイスランド気象庁の発表によれば、スヴァルツェンギ(Svartsengi)でマグマ活動が既に前回噴火時と同じレベルに達しており、同地域付近で今後数日以内に噴火に至る可能性が高いと予測されています。

【参考: アイスランド気象庁 2月27日付発表】
 https://en.vedur.is/about-imo/news/a-seismic-swarm-started-north-of-grindavik-last-night

噴火自体は局地的にはスヴァルツェンギ付近のストゥラ=スコゥフェットゥル山(Mt.Stora-Skogfell)とハガフェットゥル山(Mt. Hagafell)の間のいずれかの場所で発生する可能性が高いと予測されていますが、ここから南西約2kmの場所にブルーラグーンが所在しています。
同施設では噴火の際は当局の指示に従い避難する態勢を整えているとしていますが、当局によれば避難指示から噴火まで最短で30分足らずの場合もあり得るとのことです。
(実際、前回噴火時は、ブルーラグーンに退避の警告が出された30分後に火山噴火が発生しています。)
ブルーラグーンへの訪問はご自身の判断となりますが、噴火の最中に十分な救助活動を行うことは困難を極めることも想定されますので、同施設への訪問についてはこうした状況を念頭に複数の情報源から十分な情報収集をしたうえでその是非を慎重に検討して下さい。
また、訪問される場合には、家族、知人、旅行会社などに訪問日時と連絡先を共有してください。

なお、現時点においてケプラヴィーク空港(KEF)や同空港とレイキャビク市内を結ぶ道路にまで噴火の影響が及ぶ予測はされていませんが、アイスランドに滞在中の方は、今後の火山活動の動向について常に最新の情報入手に努めて下さい。

* アイスランド気象庁:
 https://en.vedur.is/about-imo/news/a-seismic-swarm-started-north-of-grindaviklast-night
* アイスランド国民保護・危機管理局:
 https://www.almannavarnir.is/
* アイスランド捜索・救助隊:
 https://safetravel.is/
* ケプラビーク国際空港:
 https://www.isavia.is/en/keflavik-airport
* ブルーラグーン:
 https://www.bluelagoon.com/reopening

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  • 機内持込・お預け手荷物における危険物について」