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フランス パリ / 駐在員があわや

掲載日時:2002年10月15日

情報提供:国際観光振興会(JNTO) パリ事務所

常に注意はしていたものの、在仏1年目からくる油断か、はたまたこのところのごたごた続きによる心労か、駐在員がスリに遭ってしまった。

場所は観光客で一杯の地下鉄オペラ駅、今後のことなどあれこれ思い巡らしながら改札をくぐりホームに向かう階段を降りていたところ、たすきにかけたショルダーバッグに何となく違和感を覚えたので見てみると、バッグのファスナーはすっかり開けられており、そばには3人の少年の顔。状況を認識し「やめろ!」と日本語で言ったところ、少年たちは悪びれもせず「アタンシオン(注意しろよ)」と言い残し去って行った。

バッグの中に財布等を入れていたので急いでバッグの中を改めたところ、幸いにして無事であった。というのも、財布等をそのままバッグの中に入れているのではなく、バッグの中の内袋のようなところに入れていたため、そこまで少年たちの追及は及ばなかったようである。

このことからもわかるように、パリのスリは隙を見逃さない。ちょっとでも注意を怠ると、すぐに狙いをつけてくる。ボーとすることなく周囲には常に目を配っておくことが必要だ。

それから、財布等の大事なものは、よしんばバッグ等を開けられたりしてもすぐにはわからないところに入れておくことが実害を防ぐためにも有効である。


日本人のパリ観光客がスリ、窃盗、強盗等の被害に数多く遭っていることから、在仏日本大使館はこの度パリ市警視庁の全面的な協力のもとに「パリ安全対策ガイド」を作成し、パリ市内の警察署、日系旅行エージェント等に配布した。

「パリ安全対策ガイド」では、被害に遭わないための予防策、被害に遭ってしまった場合の対応策等が詳細に説明されているほか、警察署で被害届を作成してもらう際に必要な被害届作成依頼書もついており、フランス語がわからなくても基本事項を記入すればそのまま現地警察署に受理されるようになっている。

なおこの「パリ安全対策サイト」のアドレスは
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/paris_anzen/index.html   です。



※本記事は「国際観光振興会 海外旅行情報」より転載致しました。


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