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トラブル事例

2001年の海外での事件・事故について

掲載日時:2002年10月17日

情報提供:国際観光振興会(JNTO)

● 海外でのトラブルは依然増えています
2001年の日本人出国者数は、9月の米国同時多発テロの影響で1,620万人と前年の9%ダウンとなりました。しかし在外公館等への被害届けは総件数14,115件、総人数16,253人で、渡航者数が減少しているわりにはさほど減少しておりません。


● どんな被害に、どんなところで、どんな年代の人が?
2001年の一般犯罪による財産犯被害は
 窃盗6,114件、
 強盗1,086件、
 詐欺  510件の  計7,710件、

被害人数はそれぞれ
 6,831人、
 1,247人、
   581人、   合計8,659人となっています。


被害区分ごとでは窃盗のなかで、
レストラン、ホテル、空港での置き引きが2,751件で45%、
集団スリ、話かけ・ドリンク類のひっかけスリ、子供のスリ等のスリ件数が2,008件で33%、

強盗では、バイク・車などでの強奪が306件で28%、
羽交い締め強盗が269件で25%、

そして詐欺関係ではいかさま賭博が148件で29%、宝石詐欺が131件で26%を占め

それぞれの手口の上位となっています。


窃盗はヨーロッパ、アジアに、強盗はヨーロッパに最も多くそして言葉巧みな儲け話での詐欺はほとんどが東南アジアの観光地で発生しています。
被害は地下鉄、デパート、公園、ビーチそして最近では観光地周辺や繁華街の路上に限らずそれ以外の地域でも発生しています。 

      
年齢別被害人数はいずれの手口に対しても、20歳代の若年層が最も多く合計2,672名で31%を占めています。
因みに同年代の海外出国者数は350万人で全体の22%です。つぎは30歳代で1,495名、17%となっています。


<数値は外務省海外邦人援護統計より>






※本記事は「国際観光振興会 海外旅行情報」より転載致しました。


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国土交通省航空局 提供
  • 機内持込・お預け手荷物における危険物について」