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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 東南アジア

ジャカルタ [ Jakarta ]

インドネシア [ Republic of Indonesia ]インドネシアの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
メーター制。屋根の上に「TAXI」の表示がある。最近は、タクシーの車体の色だけではサービスの善し悪しをはかるのは難しいが、BLUE BIRDグループのタクシーであれば、まず安心して利用できる。基本的に運転手の信頼性は高いが、注意は必要。
流しのタクシーには乗らず、大型ホテルのロビーなどでメータータクシーを呼んでもらうのがよい。

〔初乗り料金〕※2021年2月現在
 最初の1kmまで7,500ルピア、以降1kmにつき3,600ルピアが加算される。
 待ち時間1時間につき42,000ルピア。
 電話で呼んだ場合は、最低料金の40,000ルピアが発生する。
※Rp.1,000以下の単位はチップとして渡すのが普通。

〔料金の目安〕
 空港〜市内ホテル: Rp.200,000〜250,000程度(高速道路通行料含む)
 空港発の場合、ハイグレードの車種を選ぶこともでき、費用は倍額程度。

〔代表的なタクシー会社〕
 * BLUE BIRD & SILVER BIRD TAXI CO.
  TEL: 021-798-9000、021-798-9111

◆ 特殊な交通規制等
* JL. M.H. THAMRINからJL. SUDIRMAN、JL GAJAH MADAのメインストリートは、朝 06:30〜10:00と夕方 16:00〜19:00の時間帯は、一般乗用車はドライバーを含め3名以上乗っていないと通行不可。
バス・タクシーは、人数に関係なく通行可。
* バス専用レーンは一般車の通行不可。

★ 奇数偶数制度 (GANJIL GENAP)
2016年8月から施行されている奇数偶数制度により、平日の特定の時間、ジャカルタ市内の目抜き通りに乗り入れできる車両が制限される。詳細は以下の通り。
〔適用時間〕
 平日 07:00〜10:00/16:00〜20:00
〔適用内容〕
 対象日の末尾が偶数の場合は、ナンバープレートの末尾が偶数の車両のみが通行できる。
 例) 12日 → ナンバープレートの末尾が偶数の車両のみ通行可。奇数番号の車両が通行した場合は罰金。
〔適用道路〕
 南北: Jalan Sisingamangaraja 〜 Jalan Majapahit
 東西: Senayan JCC 〜 Jalan Keningan

◆ 公衆電話のかけ方
コイン式・カード式とも、現在、公衆電話は少ない。
ワルテル(WARTEL)と言われる民間の電話サービス会社が多くある。
スタッフがいて、使い方がわからなければ教えてくれる。
通話が終わった後にキャッシャーで支払いをする。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
市内は大統領官邸、軍等の政府関係以外は特になし。市外は軍関連施設等。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
軍関連施設や国境、港、空港等は不可。
博物館等で一部内部撮影を禁止している所があるが、その他は特になし。
但し、最近出店が加速している大手のショッピングモールでも一部に撮影禁止の場所があるので注意すること。

◆ 歓楽街での注意点
言葉の問題や、外国人は金持ちと見て高く請求する等のトラブルが発生することもあるため、安心できる案内人がいない限りは一人で歓楽街には出かけないのが望ましい。

◆ 治安の悪い地域
* KOTA地区(チャイナタウンに近い歓楽街)、ブロック「M」の歓楽街、Tanah abang、Senen、Glodok等の商業モール、スラム的地区(多数)。夜はスリ・強盗等が出没する。
* 地方へのバスターミナル、鉄道駅周辺。又、サッカー等の競技場周辺でも争乱がよく起きるため、近づかない方がよい。
* 地域に関わらず、夜間帯に出歩く際は荷物を最小限にしたほうがよい。また、女性同士での夜間行動は控えたほうがよい。

◆ 注意すべき慣習等
* イスラム教主体の国のため、左手は不浄とされる。左手を使っての物を受け渡しは避けること。
* インドネシア人の頭をさわるのは、インドネシア人にとって最大の屈辱である。
* その他、椅子に座った際に足の裏が見えるような足の組み方をする、子供の頭をなでる等は、相手に不快感を与える場合があるので注意する。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
* 空港(ターミナル1)、鉄道・バス駅、商業モール、病院の一部で禁煙地区が広がっており、喫煙は罰金などの対象となる。
* 麻薬取り締まりに対するインドネシアの姿勢は厳しく、重刑の対象になっているので、絶対に麻薬には関与しないこと。
* 身分証明書(短期滞在者はパスポート)の常時携帯が義務付けられている。パスポートの盗難には細心の注意を払うこと。

◆ 日常会話におけるタブー等
宗教的な話題は避けたほうがよい。
相手を人前で怒ったり軽蔑するような態度を取ることは、日本では考えられないほどの恨みを買うことになるので、絶対に避けること。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
警察の信頼度は決して高いものとは言えない。人間関係、又は金銭で動く場合がある。
日本人に対して特に悪い感情は現在のところないが、外国人である以上、何かあった場合の立場は決して強いものとは言えない。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
鉄道、バス、飛行機も以前よりは正確になってきた。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
日本貿易振興機構(JETRO)、ジャパンクラブ、日本人学校等の組織はあるが、旅行者のための組織はない。
尚、これらの組織には、むやみに連絡しないこと。


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止品・規制品
土産品店で売っているべっこう製品。(ワシントン条約で輸出入が禁止されている)
熱帯魚(アロワナ)等の野生動物。

◆ 現地通貨の持ち出し規制
100,000,000ルピア以上の現地通貨。外貨については制限なし。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
 持ち込み可能。
◎ タバコの葉の部分について
 持ち込みには、制限/条件あり。
 成人1人につき200本以内。

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕
 規定量以上を持ち込んだ場合は没収。
 状況により罰金が科されることもある。

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕
 禁煙区域を設けている施設(ホテル、レストラン、ショッピングセンターなど)は多くあるが、一般的に喫煙に関するマナーは整っていないといえる。

◆ タバコ事情(紙巻タバコ、電子/加熱式タバコ共)
ホテル施設内での喫煙は年々厳しくなっています。
バルコニーでの喫煙はまだ広く認められていますが、全面禁煙のホテルも多くなり始めています。
レストランでも屋内での喫煙は年々厳しくなってますが、屋外席の喫煙はまだ広く認められています。


★ その他情報
* 両替・キャッシュレス決済情報
日本円から現地通貨へは両替商の店舗にて両替ができる。
市内に多くあるが、チェーン展開している店舗やショッピングセンター内の利用が安心。
現地ではキャッシュレス決済ができるアプリが流通しているが、現地の銀行口座が必要となるため、外国人旅行者は原則利用できない。
ATMでは外国発行のクレジットカードではキャッシングできないケースも多くあるので注意が必要。

* 2003年以前に発行されたUSドル紙幣は、インドネシア国内での使用及び一部両替所で両替ができないので、注意が必要。

* リゾート会員権詐欺等も発生しており一般旅行者といえども注意が必要。

* インドネシアが雨期入る11月から3月前半ごろの時期には、西ジャワでの豪雨が川の増水をまねき、ジャカルタ都心の河川が氾濫し、洪水の発生が頻繁である。氾濫は急激に発生するため、単独での行動は避けた方がよい。

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