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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 東南アジア

プノンペン [ Phnom Penh ]

カンボジア [ Kingdom of Cambodia ]カンボジアの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
メーター制のタクシー会社はプノンペン市内に数社ある。
基本的に流しのタクシーはない。必要な時にタクシー会社に連絡して呼び出す。
手数料はかかるが、旅行会社やホテルなどを通して予約することも可能。

〔料金のめやす〕※2021年2月現在
メーターは距離と時間の併用制。
タクシー会社によって料金は異なるが、初乗りの目安は1kmあたり1US$で、その後は150mあたり0.1US$程度が課金されていく。

〔代表的なタクシー会社〕
* 空港タクシー --- TEL: 012-846-507
 空港〜市内: US$12。

トゥクトゥク(バイクの後ろに荷車をつけた乗り物、2〜4人乗り)が多く出回っており、街中でもすぐに捕まえられるため旅行者の利用頻度が増えている。但し、車に比べると安定感がないため、事故等には気を付ける必要がある。また、並走しているバイクなどに荷物をひったくられるケースもあるため、乗車中といえども手荷物には十分な注意が必要。

バイクの後ろに乗るバイクタクシーも現地では一般的。乗車前に料金交渉をする。
ドライバー、乗客ともにヘルメットの着用が義務付けられている。但し、事故の危険性もあることから旅行者の利用はお勧めしない。

◆ 特殊な交通規制等
左折禁止の交差点が多い。市内の多くの場所にラウンドアバウトが設置されている。
交通マナーは極めて悪いので、自分で車両を運転する際は十分に注意する。
現地の人は、125cc以下のバイクに限り免許証なしで運転することができるが、外国人には適用されていない。
外国人の場合、警察に無免許で取締りを受ける場合があるため注意が必要。

◆ 公衆電話のかけ方
現在、携帯電話の普及に伴い、プノンペン市内に公衆電話はない。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
軍関連施設への立ち入りは禁止されている。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
軍関連施設、国境施設、治安関係施設、空港内の撮影は禁止されている。

◆ 歓楽街での注意点
パスポートなどの貴重品、多額の現金を持ち歩かないこと。
詐欺被害が横行していることから、知らない人に声を掛けられても付いて行かないこと。
ひったくりや強盗に狙われやすくなるため、スマートフォンやカメラなどを手に持って歩かない方がよい。
見知らぬ人物からの誘いには乗らないこと。いかさま賭博の被害も多発している。

◆ 治安の悪い地域
* 夜間は市内全域で治安が悪いので、極力外出は控えた方がよい。昼間も人通りの少ない地域はよく注意をすること。
* ひったくりや強盗が多い地域は、観光客の多い王宮周辺、リバーサイド地区、独立記念塔周辺。手荷物は最小限にする等、十分に注意する。

◆ 注意すべき慣習等
* 子供の頭に手を触れてはいけない。
* 女性は、僧侶にむやみに近寄ったり触れたりしてはいけない。
* 寺院や王宮などでは、肌を露出した服装を着用してはいけない。
* 現地ではベトナムやタイに対して複雑な感情を持っている人も少なくないので、近隣の国で購入した民族衣装や笠を着用して外出しない。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
* 麻薬等には手を出さないこと。違反した場合、終身刑に処されることもある。
* ポルノ雑誌・ビデオ・DVD等の持ち込みも禁止。 (入国時に没収される)

◆ 日常会話におけるタブー等
* 政治的な議論、特に過去の問題には触れない方がよい。
* 王族に対する畏敬の念が厚い国民であるため、王族に対する言動には十分注意する。
* 個人の人格についての批判は、避けたほうがよい。
* プライドが高く、メンツを重視する国民であることから、人前での非難や侮辱はしないこと。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
一般的に日本人に対する感情は悪くないが、お金を持っていると思われているので金銭要求は頻繁。
警察官も例外ではなく、渡すもの次第で態度が変わることはよくあり、総じて「あまり信用できない」といえる。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
長距離バスは、バス会社によりまちまち。外国人がよく利用するバス会社はある程度時間の正確さが保たれている。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
JETROプノンペンやプノンペン日本人会等の組織はあるが、旅行者のための組織はない。
尚、これらの組織には、むやみに連絡しないこと。


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止品
遺跡内にある遺物や石、骨董美術品。(レプリカを除く)

◆ 国外持ち出し規制品
骨董品、コピー製品、麻薬等のドラッグ類。

◆ 現地通貨の持ち出し規制
特になし。しかし、日本では現地通貨 リエルは両替できない。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
個人使用分に限り持ち込み可。販売は禁止。

◎ タバコの葉の部分について
成人1人あたり、最大400本(2カートン)まで持ち込み可。

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕
2カートン以上所持している場合は没収されるが、罰金については明確な規定なし。

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕
なし

◆ タバコ事情(紙巻タバコ、電子/加熱式タバコ共)
法律では屋内・屋外とも喫煙は禁じられていませんが、施設によって喫煙エリアが異なります。
近年、客室では禁煙のホテルが増えているので、喫煙希望の場合は事前問い合わせが必須です。


★ その他情報
* 反政府活動が終息し、カンボジア国内の状況は概ね安定しているものの、銃器による強盗などの犯罪が頻発している。銃器類はまだ国内に広く出回っており、プノンペン、その周辺5州(カンダール州、タケオ州、コンポンスプー州、コンポンチャム州、コンポンチュナン州)は銃器を使用した事件が多発しているので、十分に注意する。

* 外国人がよく利用するデパートやレストランのサービスは、向上している。
 一方、地元の人しか行かないデパートやレストラン等は、サービスが遅い。
 地元の人しか使わないバスは、遅れることも頻繁。

* 市内の両替所にて日本円から現地通貨への両替が可能です。
 空港やホテル、ショッピングモール内の両替所はレートが悪いので要注意。

* 日本人を狙った無許可ツーリストガイドによる事件が発生している。
 勝手にガイドを始め、最終的に法外な金額を請求してくるというもの。
 ガイドの制服を着ていても、ガイド許可証や名札を持っている者以外は信用しないこと。

* 毎日のように交通事故を目撃するほど、とにかく交通事故が絶えない。
 大通りを渡る際はもちろん、外を出歩く際は車やバイクに十分注意すること。

* 夜間を中心に昼間でもスリやひったくり事件が頻発している。
 特にトゥクトゥクの乗車中は警戒心を高めること。
 少しでも夜遅くなった場合はメータータクシーを利用するのがよい。

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