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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 南米

クスコ [ Cuzco ]

ペルー [ Republic of Peru ]ペルーの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
クスコ市内を走る流しのタクシーの多くは、非正規のいわゆる白タクで、乗る前に料金交渉する必要がある。安全面の問題からも、流しのタクシーは旅行者にはお勧めできない。
通常、5ツ星のホテルにはホテル専用タクシーが24時間待機しているが、4ツ星以下のホテルにはほとんど無い。
無線タクシーは距離によって料金が決まっている。電話で呼び出す際に料金を確認すること。

〔代表的なタクシー会社〕
 * RAPI TAXI --- TEL: 27-0606
 * TAXI TURISMO --- TEL: 24-5000
 支払方法: 運転手へ直接現金にて。

◆ 特殊な交通規制等
特になし。歩行者よりも車両優先のため、道路横断には注意する。

◆ 公衆電話のかけ方
小銭もしくはテレフォンカードを利用。かけ方は日本と同じ。
0.5ソルを投入し市外局番から番号をプッシュする。
クスコ市内の一般電話へかける場合、市外局番は不要。(クスコ市内の一般電話へは1分当たり0.5ソル)
公衆電話用のテレフォンカードはキオスクや商店で買える。
街中に「LOCUTORIO(ロクトリオ)」と呼ばれる、格安電話ブースもある。
※近年、携帯電話の普及に伴い公衆電話の需要が少なくなり、公衆電話が容易に見つからない場合がある。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
非常事態宣言地域には、絶対に立ち入らないこと。その他軍関連施設や国境地域への立ち入りも禁止。
デモが行われている地域にも、興味本位で近づかないこと。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
政府関係施設、軍関連施設、警察施設、空港のイミグレーションなどは、撮影が禁止されている。
博物館内等は事前に許可を得る必要あり。

◆ 歓楽街での注意点
クスコ市街中心部は狭い路地が入り組んでおり、とても迷いやすい。
夜に人気の少ない路地を歩くのは危険。ディスコやディナーショーの帰りに道に迷うと、スリや強盗に遭う確率が高くなるので、帰りは宿泊ホテルまでの送迎を依頼しておくのが無難。

◆ 治安の悪い地域
特には無いが、人気のない路地裏や深夜・早朝のバスターミナル、夜間営業の飲食店等では、強盗に注意する。

◆ 注意すべき慣習等
特になし。常識の範囲で行動していれば問題ない。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
* 禁煙エリアでの喫煙。
* 携帯電話で会話をしながらの運転。
* 麻薬の取り締まりは特に厳重に行っており、麻薬(コカイン、ヘロイン、マリファナ等)の所持、売買、使用等を行った者は、最高で終身刑の懲役及び罰金が科せられます。

◆ 日常会話におけるタブー等
政治や宗教に関する会話は避けるのが無難。その他は特になし。
常識的な言動を心がけていれば、問題ない。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
全体として市警察への信頼度は低い。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
〔飛行機〕
 天候不順時を除き、概ね定刻通りに出発している。
 但し、雨季は天候が変わりやすく、出発時刻が変更になることも多い。
〔バス〕
 バス会社による。外国人向けの観光バスの場合は、概ね定刻通りに出発する。
〔鉄道〕
 落石や土砂崩れ等の事故が無い限り、概ね定刻通りに出発。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
なし


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止・規制品
ワシントン条約に規定されている自然動植物を許可無く採取し、持ち出すことは禁じられています。
なお、土産物店で販売されている「チョウの標本」や岩塩・水晶など岩石の置物も空港で没収される事例が報告されています。

◆ 現地通貨の持ち出し規制
* 外貨の持ち込みはUS$10,000以上は申告が必要である上に、申告しても理由によっては没収される場合があるので、多額の現金の持ち込みはできるだけ避けるのが賢明です。
* 現金の持ち出しについての制限は明記されていませんが、持ち込み制限の趣旨を鑑みるとUS$5,000相当以上の持ち出しは避けたほうが良いと思われます。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
 持ち込み可能

◎ タバコの葉の部分について
 持ち込み可能

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕
 USD$200〜$250の罰金が科されます。

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕
 電子タバコに特定した法令は制定されていない。
 喫煙に関しての規制は「紙巻たばこ」と同様。


【 その他情報 】
★ 高山病にご注意ください
クスコは標高3,360mと高地に位置しているため空気が薄く、頭痛や呼吸困難といった高山病の症状を引き起こすことがあります。高山病の発生には体調が大きく影響します。くれぐれも以下の予防対策に十分ご注意ください。
・余裕のある日程で行動する。
・高地に着いた際には、飲酒、喫煙、および睡眠薬の服用は避ける。
・水分を十分摂取し、食べ過ぎない。
・必要に応じ、予防薬を服用する。

高山病の予防薬として日本では「ダイヤモックス」という製品が知られていますが、日本での購入には医師の処方箋が必要です。この予防薬はペルーでは「Acetazolamida 250mg」という錠剤として一般の薬局で販売されており、処方箋なしで購入できます。

★ 犯罪被害予防のための心構え (在ペルー日本大使館発出情報)
1) 華美な服装や装飾品を避け、できるだけ目立たないようにする。
2) 自家用車やタクシーを利用する際は必ずドアをロックし、手荷物は外から見えないようトランクや足下に隠すこと。また、信号で停車した際には、周囲の状況に十分注意する。
3) 単独行動、人通りの少ない通りや夜間の通行は極力避ける。
4) レストランでの食事の際は、貴重品は手元から離さない。また、ホテルの部屋など鍵のかかる場所であっても貴重品は携行するよう心掛ける。
5) 長距離バス等を使用する際、特に就寝する可能性が高いときは、貴重品を体から離さないよう心がける。
〔参照〕https://www.pe.emb-japan.go.jp/itpr_ja/hojinhigai.html

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