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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- オセアニア/ポリネシア

パース [ Perth ]

オーストラリア [ Commonwealth of Australia ]オーストラリアの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
メーター制。
正規のタクシーには、ドライバーの写真とライセンスナンバーが助手席ダッシュボードの上に表示されている。
領収書の発行も可能。
乗車の際、オーストラリア人はまず助手席に乗る。
タクシーは禁煙。

〔料金のめやす〕※2021年2月現在
空港〜市内ホテル: 約AU$ 50
※18:00〜07:00の時間帯は、深夜料金が追加されます。

〔代表的なタクシー会社〕
* SWAN TAXI --- TEL: 131-330
* BLACK & WHITE TAXI --- TEL: 133-222、08-3230-0440

◆ 特殊な交通規制等
信号等は日本と変わらないがラウンドアバウトという交差点を円滑に回れるシステムがある。
ラウンドアバウト内への侵入は、右側の車に優先権がある。
市内及び近郊の道路は、一方通行・信号・右折禁止が多く、通勤時の朝夕にはハイウェイでも激しい渋滞が発生するので、追突事故には注意する。
夜間、ヘッドライトに向かってカンガルーが飛び出してくることもあるので、気を付けること。

◆ 公衆電話のかけ方
コイン式: 10c、20c、50c、AU$ 1が使用できる。
テレフォンカードの種類: AU$ 5、AU$ 10、AU$ 20、AU$ 50。
電話機には青、オレンジ、銀 等 何種類かある。銀色が一般的で国際電話もかけられる。
料金は、市内の場合 通話時間にかかわらず1通話AU$ 0.50。
国際電話、携帯電話への電話の通話料は高いので、コインを多めに用意しておく。
※近年、携帯電話の普及に伴い公衆電話の需要が少なくなり、公衆電話が容易に見つからない場合がある。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
軍関連施設、搭乗券なしでの空港のセキュリティーゲート内等。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
軍関連施設、空港施設内(入国審査、滑走路)、カジノ内の写真撮影は、禁止されている。
動物園、水族館では部分的にフラッシュ禁止。

◆ 歓楽街での注意点
比較的安全だが、旅行者は見かけですぐわかり、犯罪者に狙われやすいので注意する。
特にスリや置引きに注意。
週末のパブやナイトクラブ等、酔った客同士の喧嘩が多いので巻き込まれないように注意する。

◆ 治安の悪い地域
ビーチの近くの駐車場は盗難が多い。
夜間は、Perth駅前南側(Forrest Place)や公園などで先住民による強盗に遭うケースがある。
夜間における暴行傷害事件の多い市内のノースブリッジ周辺等の繁華街は、注意が必要です。
被害に遭わないためには、危険と思われる場所・時間帯に出歩かないことが重要です。

◆ 注意すべき慣習等
2006年7月末より公共の建物内での喫煙が禁止されているため、ホテルのロビー、パブの屋内、駅構内などでは喫煙しないこと。
違反した場合、旅行者であってもAU$500以下の罰金が科せられるので、注意が必要です。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
* ワイルドフラワー等、野生の植物を摘むと罰金が科せられる。
* シートベルトは締めていなかった本人が罰金を払う。
* 食品または動植物を原料とする品物を持ち込む場合は、申告が必要。申告洩れには罰金が科せられる。
* オーストラリアではドラッグ(違法薬物)の所持や使用、製造や栽培、または販売は違法です。違法薬物としては主に大麻(Grass、Ganja、Weed、Pot)、覚せい剤(Ice、Base、Speed、Meth)、コカイン、MDMA(Ecstasy、XTC、E)と呼ばれるものがあります。違反者には厳しい刑罰(罰金や懲役)が科せられます。知人に勧められたり、バーやナイトクラブ等で勧められても、ドラッグには絶対に手を出さないでください。

◆ 日常会話におけるタブー等
若い人からお年寄りまでとてもフレンドリーである。
一部の戦争体験者に反日感情を持つ人がいるので、会話中に戦争の話はしないほうがよい。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
盗難の場合などは見つかれば連絡があるが、犯人逮捕には積極的ではない。
日本人に対して特に態度が悪いことはないが、応対に時間がかかることがよくある。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
不正確。遅れるのが普通。ひどいときは30分くらい。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
* 通訳関係
・Telephone Interpreter Service
 TEL: 131-450、24時間受付
・Japan Australia Word Service Pty Ltd
 TEL: 08-9371-7800
・Shoji Australia
 TEL: 08-9385-6911
・JA News
 TEL: 08-9355-0111

※その他、日本貿易振興会、パース日本人会、パース日本商工会議所などの組織はあるが、旅行者のための組織はない。尚、これらの組織には、むやみに連絡しないこと。


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止・規制品
ワシントン条約において指定された動物及び検疫を受けてない植物、コアラ等のオーストラリア固有の動物、昆虫。
薬品に関しては、医師の処方箋証明が必要。
オーストラリアではトカゲ、カエル等の野生動植物のほとんどについて、採取、国外持ち出しが禁止されており、これに違反し有罪となると懲役を含む厳しい罰則が科されます。当地でも爬虫類を不法に国外へ持ち出そうとした邦人が空港で逮捕される事件が発生し、禁固刑や数万ドルに及ぶ罰金刑が科されています。

◆ 現地通貨の持ち出し規制
AU$ 10,000以上に相当する現金(日本円、AU$、他の流通貨幣を含む)を持ち込む(又は持ち出す)場合は、到着(出発)時に申告が必要。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
 2020年6月にe-cigarettes(ニコチンを含む電子タバコ、加熱式タバコ)の国内での使用、持ち込み、販売が禁止されました。2021年10月1日以降は、オンライン等での輸入に関しても、国内での法律と同様の内容が適用されることになります。
 オーストラリアでは電子タバコは、禁煙の手段として利用されているため、オーストラリアの医師の診断書がなければ、基本的に禁止されています。 
◎ タバコの葉の部分について
 タバコの持ち込みの制限は、どんなタバコでも開封している1箱(25本まで)と25gまで。
 年齢制限18歳以上。持ち込みには、税関への申告が必要。

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕
 虚偽申告の場合、持ち込みに応じた税金と罰金。

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕
 紙巻タバコ同様、レストラン、ホテル、ビーチや公園など公共の場所での使用は禁じられている。

◆ タバコ事情(紙巻タバコ、電子/加熱式タバコ共)
西オーストラリア州健康法の改正により、1999年9月末から公衆の集まる施設内での喫煙については、限定された特別な場所以外での喫煙が禁止となり、違反した場合には、300豪ドル以下の罰金が科せられるので注意が必要です。


【 入出国時の注意事項 】
◆ オーストラリア国内への動植物、食べ物の持ち込みについて
オーストラリアは動植物、食べ物の持ち込みに対してかなり厳しい。虚偽の申告をするとかなりの罰金が科せられる。
※在日オーストラリア大使館サイトに、持込みに関しての注意事項が日本語で記載されている。
・FAQ: 検疫について
https://japan.embassy.gov.au/tkyojapanese/faq_quarantine.html
・オーストラリアへの持込に関し注意して頂きたいこと
https://japan.embassy.gov.au/tkyojapanese/quarantine_jp.html#caution

※入国時の持ち込み禁止物品申告を怠った場合の罰則強化が、2021年1月1日から実施されます。防疫官は最高2,664豪ドルの違反通知書を発行することが可能になります。

◆ Tourist Refund Scheme - 旅行者払戻制度
2000年7月1日より、旅行者は同制度に基づいて、オーストラリア国内で購入した物品のGST(Goods and Services Tax: 消費税)やWET(Wine Equalization Tax: ワイン平衡税)の払戻しを請求することができる。
同一店舗での購入合計額が$300以上の場合、購入先でTAX INVOICEを発行してもらう。
申請はオーストラリアの国際空港の入国管理局を通過したところにあるTRS事務局で手続きを行ってください。ご帰国後は手続きを行うことはできませんのでご注意ください。
尚、払い戻しは出国前日の60日以内に購入したものだけに適用。
詳細: https://www.abf.gov.au/entering-and-leaving-australia/tourist-refund-scheme



【 その他情報 】
◆ 電話通訳サービス TIS (Translating and Interpreting Service)
 TEL: 131-450
 受付時間: 24時間
※政府が行っている電話による翻訳・通訳サービス。
 詳しい料金表は以下のウェブサイトで確認できる。
 https://www.tisnational.gov.au/en/Agencies/Charges-and-free-services/Interpreting-service-charges

◆ 無料WiFi
パース空港やオーストラリア国内の主な空港では空港が提供している無料WiFiが利用できます。
多くのホテルで無料WiFiが利用できますが、まだ有料のホテルもあるので、予約時やチェックイン時に確認してください。ショッピングセンターやテーマパーク、マクドナルドやハングリージャックなど一部の大手レストランでは無料WiFiが利用できますが、速度は遅いようです。

◆ クレジットカード使用時の注意
* オーストラリア国内のショップやレストラン、ホテル等では、クレジットカードでの支払いの際にクレジットカード手数料がかかる場合が多くあります。

* ATMでのキャッシングについては、ご出発前にご利用のカード会社に詳細をご確認ください。
ATMは銀行だけでなく、ショッピングセンターや駅など様々な場所に設置されており、通常24時間利用できます。
夜間や人気のない場所での利用は、防犯上控えましょう。

* クレジットカードのスキミングに対する警戒
1. ATMにカードを差し込む前に、カード差し込み口周辺に取り付けられている不審なプレート等がないか確認する。
2. 暗証番号を打ち込むキーパットは、カメラで録画されている可能性があるので、PINを打ち込む際には、キーパットを隠して入力する。
3. ATM周辺に不審な装置が取り付けられているのに気がついた場合は、クライムストッパーズへ連絡する。
 http://www.crimestoppers.com.au/

◆ 日本円から現地通貨への両替について
* 利用しやすい両替所: Travex(オーストラリア国内最大手)
 詳細: https://www.travelex.com.au/stores/
・パース空港店
 TEL: 08-9477-1477
 住所: パース空港国際線ターミナル内
 営業時間: 月〜金曜 4:00〜0:00

・ジョージテラス店
 TEL: 08-6141-5007
 住所: Inside HSBC, 188/190 St Georges Terrace, Perth WA 6000
 営業時間: 2021年2月現在、休業中

◆ チップ
 オーストラリアではチップを払う習慣はありませんが、特別なサービスを受けた時などにはチップを渡します。
レストラン等では通常10%くらいのチップが一般的です。

◆ 観光バス内での飲食について
観光バス内は、原則飲食禁止となっており、日本のようにバス内にドリンクホルダーもありません。
ドライバーによっては、臭いの強くないものやこぼれる心配がないものに限り許可する人もまれにおりますが、基本は禁止となっておりますので、ご注意ください。

◆ ビーチでの注意事項
* 遊泳区間が定められており、黄色と赤の旗の間でのみ泳ぐこと。
* 日差しがとても強いので日焼け止めの利用、帽子の着用をお勧めいたします。
 日焼け止め(Sunscreen)はスーパー、薬局などで購入が可能。
* 脱水状態を防ぐために、必ず飲料水を持参すること。
* 喫煙、ゴミのポイ捨ては禁じられています。
* 日没後にビーチを歩かない。

◆ 一般情報
* バス・電車:
 Trans Perthの「フリートランジットゾーン」は無料。
 無料循環バスサービス --- パースとフリーマントル市内では、無料で循環するバスが利用できる。
 ・パース市内 --- ブルー・イエロー・レッドキャット
 ・フリーマントル市内 --- オレンジキャット

* Transperth(州営鉄道・バス)ホームページの「Journey Planner」で出発地と希望の目的地を入力すれば、公共交通機関を利用した行き方と時刻表、所要時間、料金などを確認できます。
 https://www.transperth.wa.gov.au/Journey-Planner

* ショッピング (パース市内)
 月〜木・土曜 09:00〜17:00(大型ショッピングセンター、スーパーマーケットは08:00〜21:00)、金曜 09:00〜21:00、日曜 12:00〜17:00
 郊外のショッピングセンターは、木曜日がレイトナイトショッピングデー (09:00〜21:00)

* 郵便局の営業時間: 月〜金曜 09:00〜17:00、土曜 09:00〜12:00
※土曜日の営業に関しては、オフィスによって異なる。オフィスによっては、日曜日も営業しているところもある。
下記サイトにて各地の郵便局とその営業時間が確認できる。
http://auspost.com.au/pol/app/locate/post-office/wa

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