ニューヨーク事務所雑報1---拘置所でのクリスマス
掲載日時:0000年00月00日
情報提供:JNTO ニューヨーク事務所
" 昨年末も押し詰まった12月22日のこと。クイーンズにあるQueens Houseという拘置所の医師から電話が入り、拘留中の日本人への通訳を頼まれた。「当人が結核に感染していること、その精密検査のため血液およびX線検査をするので協力をするように、本人に伝えてほしい」由。医師の話では、拘留については既に総領事館には連絡済みで弁護士もついているとのことだった。その日は総領事館もジェトロも天皇誕生日の祝日のため休館でつながらず、当事務所に通訳を依頼してきたのであった。
通訳とはいえ、塀の中の人と話すのは初めての経験だったが、本人は英語をまったく話せず、気の弱そうな様子で、なぜ医師に呼ばれたのかも分からず、結核とはどういう病気かもピンとこないようだった。来週審問を受ける予定とのことだったが、どんな容疑で拘留されているのやら、どんな気持ちで真冬の異国の拘置所でのクリスマスを過ごすのだろうか、気になる一時ではあった。"
通訳とはいえ、塀の中の人と話すのは初めての経験だったが、本人は英語をまったく話せず、気の弱そうな様子で、なぜ医師に呼ばれたのかも分からず、結核とはどういう病気かもピンとこないようだった。来週審問を受ける予定とのことだったが、どんな容疑で拘留されているのやら、どんな気持ちで真冬の異国の拘置所でのクリスマスを過ごすのだろうか、気になる一時ではあった。"
- ●外務省提供
- ●観光庁提供
- ●厚生労働省 検疫所情報
- ●国土交通省航空局 提供