カンクン国際空港に新たに「ターミナル３」が完成し、この度、オープンいたしました。
今回は、このターミナル内の各エリアをご紹介いたします。

■ 搭乗ゲート
搭乗ゲートに向かう途中、エスカレーターを上ったところに、手荷物検査場があります。国際線出発に関しては、液体類の持ち込みはこれより先一切出来ません。(※各航空会社で許可しているものは除きます)

ターミナル３のゲートは、Ｃ１０〜Ｃ２４の１５ゲートが用意されており、全体的に広くなりました。
手荷物検査を終えると正面に免税店があります。免税店もターミナル２に比べ広くなっておりますが、置いてある品物は以前とあまり大差ありません。
奥にももう１箇所免税店がありますが、入って正面にある免税店が一番広く、まとめて買い物が出来る様になっております。

又、ターミナル２は、搭乗・到着ゲートの場所が同じで、搭乗客が待っているところに到着客が降りてくるといった形になっておりましたが、ターミナル３では搭乗ゲートは２階、到着ゲートは１階と使い分けされ、以前に比べわかりやすいつくりになりました。

■ 到着ゲート、入国審査＆バゲージテーブル
入国審査ゲートの数は、ターミナル２と同じ位の数が、その後のバゲージテーブルは５ヵ所あります。
１番テーブルの隣に１ヵ所のみバゲージクレームのカウンターが用意され、５ヵ所のテーブルのバゲージクレームは、ここで一括での処理になる様です。
以前と大きく違うのは、ここ無料の荷物用カートが用意されている点です。同カートは、空港ビルの外まで持ち出す事が可能です。

■ 税関、及び出口
税関は４ヵ所ありますが、現在は全て稼動していない様です。そのため、かなり長い列が出来る事があります。
ここでＸ線検査をした後、ボタンを押し、赤いランプが点けば係員による荷物検査が行われます。

そこを過ぎるとすぐに自動扉があり、外へ出ると、レンタカー会社、両替所、空港タクシー・空港バスの各カウンターが並び、さらに次の自動扉を抜けるといくつかの旅行会社のカウンター、最後の自動扉を抜けるとガイドとのミーティングポイントといったつくりになっています。
長い道のりのように感じられるかもしれませんが、ターミナル２に比べると大分わかりやすくなっています。
同空港にてガイドやお出迎えの方とお待ちあわせのお客様は、空港施設の「外」へ出ていただかなければお会いする事は出来ませんので、ご注意ください。

■ ターミナル間の移動
無料のシャトルバンが、２０分毎にターミナル２と３の間を運行しています。
１６人乗りのバンですので、待っている人数が多い様であれば、その都度台数を増やすそうです。但し、あまりにも混雑した場合は、待たされる事も予想されます。
国内線乗り継ぎの他に、キューバ便乗り継ぎがある場合(キューバ便に関しては今までどおりターミナル２)、又、空港からカンクンのダウンタウンやプラヤ・デル・カルメンに向かう一般バスに乗る場合は、このシャトルバンに乗り、ターミナル２へ移動する事になります。

■ その他
各航空会社のＶＩＰラウンジといったものは、今現在このターミナルには無い様ですが、今後設置するとの事です。
又、６月１５日より、搭乗ゲート内にスパがオープンいたします。


新しいターミナルがオープンし、ますます便利になりました。
メキシコが世界に誇るリゾート、カンクンに是非、お越しください。