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中国 桂林 / 桂林・陽朔(ようさく) ご案内 その1(桂林市内観光編)

掲載日時:2003年07月28日

情報提供:ジェイ・ティ・エイ・ジャパン株式会社

中国南部、広西チワン族自治区の都市「桂林」。
水墨画の世界を体感出来る美しい自然が多く残り、日本人のお客様にも大変人気の高いエリアです。

この桂林地区は、SARS流行の最中でも一人の感染者も認められませんでしたが、WHOや外務省の勧告、中国政府の政策により国内の移動が制限されたため、一時は観光客の足も遠のいておりましたが、現在はそれらの制限も解除されております。

しかしホテルやレストランの中には、客数減少の影響を免れず現在も休業しているところがございますが、観光のメイン「漓江(りこう)下り」や、陽朔観光は通常通りご案内が可能です。

皆様にもこのエリアの素晴らしさを実感していただきたく、今回から数回にわたりご紹介させていただきます。

第1回目は、桂林市内の観光スポットを下記にご紹介致します。


■ 七星公園

パンダもいる七星公園。
「七星」は北斗七星の事で、この周囲の峰の並びが北斗七星に似ていた事から付いた名前です。
パンダの他に中国独特の動物、オナガザル科の「金糸猴」(きんしこう)もご覧いただけます。
西遊記の孫悟空のモデルになったこのサルは、金色の毛を持と特異な容貌を持つサルとして知られているものです。

公園内には、月牙岩、七星岩、ラクダ山等の岩山が点在しています。

 *写真1−1、1−2 --- 人間に例えると、推定年齢99歳という七星公園のパンダ。
 *写真2 --- ラクダ山。確かにラクダに見えます。



■ 象鼻山

漓江(りこう)に桃花江が注ぎ込む合流地点にある岩です。
ゾウが水を飲もうとしている姿に似ている事から、この名が付けられています。

 *写真3 --- 象鼻山
 *写真4 --- 河岸では地元の人が洗濯している、こんな光景も目にする事が出来ます。



【 ラクダ山と象鼻山の言い伝え 】

昔、神様がラクダとゾウを天界から地上へ使いに出しました。
そのゾウとラクダ、桂林で美しい風景を目の当たりにし、いつまでも見ていられる様にと自分達を岩に変え、その地で今でも桂林の風景を見続けております。

また、象鼻山の上にそびえ立つ塔は、いつまで経っても天界に帰って来ない彼らに対し、怒りをあらわにした神が剣を刺した跡、とも言われております。