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マレーシア / 「マレーシア航空」、東マレーシアにおける運行を縮小

掲載日時:2006年06月13日

情報提供:エーペックスインターナショナル株式会社

「マレーシア航空」は、このほど東マレーシア(サラワク州)における運行を縮小する事を発表しました。縮小は2006年8月01日より実施され、これを受け同州を運行するフライトが運休となります。尚、クアラルンプール〜クチン間、クチン〜ミリ間、クチン〜コタキナバル間等は、現在と同様に運行します。

上記以外の区間に関しては、マレーシアのローカル航空会社「エアーアジア」の運行が決定しております。
ミリ〜コタキナバル間のが7月11日より、クチン〜ビンツル、クチン〜シブ、クチン〜コタキナバルの便が7月25日より運行開始となります。
同フライトについては6月02日よりインターネットでの予約の受付を開始しております。日本からも予約、購入可能です。同航空会社ではチケットレスを徹底しておりますので、インターネットでの予約購入後、予約画面をプリントアウトし持参していただく形となります。
尚、同航空会社はローコストキャリアであるため、キャンセルやフライト便の変更等の事態が発生しても、保証は一切ありませんのでご注意ください。(乗り継ぎ便の保証、泊費等の保証等)
ご利用の際は、この様な事態にも対応可能な海外旅行保険に加入される事をお勧めします。

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又、ミリ〜ムル間の航空便については、エアーアジアの関連会社であるFAX(FLY Asian Xpress)が、2006年8月01日より運航する事が正式に決定いたしました。
フライトスケジュールや料金に関しては、現在、最終的な調整をしている段階です。
同航空会社も6月12日より、インターネットでの予約受付けを開始する予定です。
尚、ミリ〜ムル間は1日2便の運航が予定されておりますが、その機材についてはツイン・オッター(19名乗り)、又はF50(50名乗り)の何れとなるかは、現在のところ公表されておりません。

エアー・アジア、及びFAXのフライトの予約の際は、インターネットやEメール他、その方法の如何に関わらず、フルネームとパスポート番号、及びパスポートの有効期限、計3点の情報が必要となりますので、ご注意下さい。

その他、ミリ〜ムル間のもう一つの選択としては「ホーンビル・スカイウェイ」(Hornbill Skyways)というサラワク州のローカルの航空会社が、ミリ〜ムル間を現在、ツインオッター(19名乗り)で運航しております。
しかしながら同航空会社の場合、最少運航人員が10名以上であるため、個人で利用したいという希望があったとしても、その便に他の人が乗っていない限り運航されないため、利用には十分な注意が必要です。


マレーシアに2つしかない世界遺産のうちの1つである「ムル国立公園」は、サラワク州の観光だけでなく、ボルネオ島やマレーシアの観光にとって、かけがえのないデスティネーションです。
同地域へのご旅行をご予定の方はご注意下さい。


■ ムル
ミリをゲートウェイとして、さらに小型機で30分の場所に位置する広大な熱帯ジャングル。
世界遺産である「ムル国立公園」には、世界最大級の洞窟群が広がっている。
夕刻には、この洞窟から数百万のコウモリが飛び立つ様を見る事が出来る。