今月に入り政治的混乱が続いている中米・グアテマラでは、検察幹部の辞任を要求するデモが長期化しております。
司法長官らが主導し、次期大統領に当選したアレバロ氏の関係先などへの強制捜査に踏み切ったのことが、今回の政治的混乱の発端となっています。
デモは始まって１週間が過ぎても収束の兆しがなく、新旧大統領による非難の応酬に発展しています。

現地の報道によりますと、現在グアテマラ全土２３ヵ所で道路封鎖が発生しており、一部都市間においてはアクセスが困難な状況となっております。この影響で多くのショッピングモール、商店などが一部閉鎖したり、時間を短縮し営業するなどの対応を余儀なくされております。
現在、首都・グアテマラシティーについては、道路封鎖がかなり収まってきておりますが、首都以外の地方では未だ多くの場所で道路封鎖が続いております。

** 参考:
　下記リンクの地図内「赤色×」マークの表示が、道路封鎖が行われている場所となります。
　https://t.co/Yl9H8FW6BM

道路封鎖の影響により国内線を利用して移動される方が増えているため、国内線を増便している区間も出ております。ただし夜になると停電のトラブルが多いため、夜便のフライトキャンセルも発生しています。
現在、グアテマラにご滞在中の方、また近日中にご旅行をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。


※第一報: 2023年10月12日 発出情報
　https://www.otoa.com/news_detail.php?code=39926