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メキシコ / メキシコのクリスマスの過ごし方 〜ポサダ〜

掲載日時:2023年12月08日

情報提供:株式会社メキシコ観光

早いもので今年も残りわずかとなりました。
そんな今年を締めくくる前に、最後の大イベントであるクリスマスが待っています。
メキシコの方々にとっては、クリスマスは大変重要な日です。

メキシコの多くの方々は、クリスマスを家族で過ごします。また、クリスマスを祝う期間も日本に比べるととても長いです。その期間は何と12月16日〜12月24日までの9日間です。
その9日間は「Posada」(ポサダ)という名称でメキシコ各地で毎日祝われます。

■ Posada(ポサダ)とは?
簡単に解説すると、イエス・キリストが生まれる9日前から、ヨゼフとマリアがイエスを産むための宿泊施設を探す旅を再現しています。この9日間にはそれぞれ意味があり「謙虚、強さ、慈善、分離、信頼、正義、純粋、喜び、寛大」を祝っているとのこと。

伝統的なポサダは、家族や近所の人と行われています。
2つのグループに分かれ、ヨゼフとマリアが宿泊施設を探している内容の歌を交互に歌い、手にはロウソクを持ち巡礼します。その後は、みんなで集まって食事をしたり、星形のピニャータを割ります。ピニャータの中には、お菓子ではなく果物やサトウキビを入れるのが伝統的な方法です。現在では、ポサダの時期に友人などと集まって祝うことも増えてきました。

クリスマスには、多くの家庭で特別な料理がたくさん用意されます。
代表的な飲み物が「Ponche」(ポンチェ)、「Atole」(アトレ)と呼ばれるの暖かい飲み物です。ポンチェには、サトウキビ、りんご、グァバ、黒糖、ハイビスカスやシナモンなどのたくさんの材料が使用されています。また、各家庭によってもレシピが違うので機会があれば色々試してみてくださいね。

またクリスマスの時期には、メキシコ各地でイルミネーションやヨゼフとマリア、イエス・キリストのデコレーションなどが施されます。市場の方面に行けば、大きなクリスマスツリーや飾り、真っ赤なポインセチア、クリスマスディナーには欠かせない食材、大きなピニャータなどが販売されています。この時期の市場巡りもとってもおすすめです。

是非皆様、素敵なクリスマスをお過ごしください。