先週からの中央スイス地方を中心とした大雨による各地の道路の通行止め、交通機関の運休等により到着時間の遅れ、宿泊地の変更等、現地滞在中の旅行者にも大きな影響が出ております。
（現地時間２２日午後１１時（日本時間２３日午前６時）現在の状況）

◆各都市の状況
ベルン:　一部において道路浸水等が起きておりますが、深刻な状況ではなく滞在者への危険は今のところございません。
グリンデルワルド:　２２日２３時現在停電により、灯り、ヒーター、温水の供給が止まっています。
グリンデルワルド、ウェンゲン、ラウターブルンネン:　道路、交通機関の寸断により各村は孤立した状態です。

◆道路通行止め
ベルン−インターラーケン間ハイウェイ　２２日２０時より一部通行止め。
オプヴァルデン準州（エンゲルベルグ地方）、ニトヴァルデン準州、ルツェルン周辺の一部道路通行止め。
これによりティトリス、エンゲルベルグへの各道が寸断されている状態です。
ブルーニグパス−ブリエンツ−インターラーケン間
インターラーケン−グリンデルワルド間
カンデルシュテック−ゴッペンシュタイン間

◆交通機関運休
ブリエンツロートホルン鉄道　２２日１０時４０分より運休。
ルツェルン−ブルーニグパス間鉄道
シュピーツ−ツバイジンメン間鉄道
ユングフラウ鉄道　（ラウターブルンネン−ウェンゲン間のみ運行）
カンデルシュテック−ゴッペンシュタイン間

この雨はあと数日ほど続くと予想され、現地時間２３日午前７時の各都市当局により今後の予想と対策が発表される予定です。


以上、同地域への旅行を予定されている方はご注意下さい。
最新の情報が入り次第、改めて掲載いたします。