コーブルクの人形博物館にて「ヘルマン社テディベア特別展」が、２００８年１１月２２日にスタートし、２００９年２月０１日まで開催されています。
展示されるのはテディベア・ファンの間で絶大な人気を誇る老舗の「ヘルマン社」のテディたち。「ヘンゼルとグレーテル」や「かえるの王様」等、童話のシーンをモチーフとした１２の作品を見る事が出来ます。

１９８７年にオープンしたこの「人形博物館」は、西洋人形のコレクションで有名です。最も古いものは１８３０年につくられたもので、そのほかの１９世紀の人形の衣装からは、当時のヨーロッパ女性たちのおしゃれ事情がよくわかります。

コーブルクは、おもちゃの町として知られるニュルンベルクの北１００ｋｍに位置します。有名なニュルンベルクのおもちゃ博物館とあわせて、テーマを「おもちゃ」として訪ねるのもおすすめです。

コーブルクは、バイエルン北部フランケン地方に位置する宮殿の町です。ザクセン・コーブルク・ゴータ侯爵家の宮廷都市としとして発展し、ヨーロッパ各国の王室と積極的な婚姻関係を結んだ結婚政策によって、ダイナミックな世界史を刻んできました。
町のシンボルでもある「コーブルク要塞」を含めて４つの宮殿があり、そこには様々な歴史が描かれてきました。マルティン・ルターはコーブルク要塞にかくまわれ、聖書翻訳作業の続きを行い、ワルツ王ヨハン・シュトラウスもコーブルクで暮らしました。
この他にも「クリスマスミュージアム」や、フンメル人形で有名なゲーベル社の「陶磁器博物館」等、見どころは多くあります。
変化に富んだ地形で、サイクリングからハイキング等、アクティブ・ホリデーにも最適です。

尚、博物館ではテディ作りコースも行っています。自分だけのオリジナル・テディを作ってみませんか？
〔テディ作りコース、日程〕
　* 第一回: ２００９年１月１７日(土) １４:００〜１６:００
　* 第二回: ２００９年１月３１日(土) １４:００〜１８:００



※ ｢人形博物館｣の詳細はこちら
　URL　 http://www.stadt.coburg.de/puppenmuseum.asp (ドイツ語)