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イギリス / ロンドンにて発生した同時爆発事件について (第6報)

掲載日時:2005年07月12日

情報提供:株式会社ミキ・ツーリスト

ロンドンにて、現地時間2005年7月07日(木) 午前に発生いたしました爆発事件に関して、現地時間7月11日(月) 午後14:00時点の状況をお知らせいたします。


【 ロンドンの状況 】

■ 市内の状況:
市民生活は平常通りに戻っており、通常よりも巡回を行なっている警察官が多い程度です。
「不審物を発見次第、爆破処理」という方針が続けられており、この影響により7月11日も13:00過ぎより約30分間、パーラメント・スクエアーが閉鎖されました。


■ 地下鉄・バスの状況:

〔地下鉄〕
地下鉄の運行状況は下記の通りです。

*全線通常通り運行
 ・ベーカールーライン (Bakerloo Line)
 ・セントラルライン (Central Line)
 ・イーストロンドンライン (East London Line)
 ・ジュビリーライン (Jubilee Line)
 ・ノーザンライン (Northern Line)
 ・ビクトリアライン (Victoria Line)
 ・ウォータルー&シティーライン (Waterloo & City Line)

*全線不通
 ・サークル・ライン (Circle Line)

*一部不通
 ・ハマースミス&シティーライン (Hammersmith & City Line) --- ハマースミス〜パディントン間のみ運行
 ・メトロポリタンライン (Metropolitan Line) --- モーゲイト〜オールドゲイト間は運行停止
 ・ディストリクトライン (District Line) --- ハイストリート・ケンジントン〜エッジウェア間は運行停止
 ・ピカデリーライン (Piccadilly Line)
  --- ハイドパークコーナー〜アーノスグローブ間、ライナーズレーン〜オックスブリッジ間は運行停止

*その他
 キングス・クロス・セントパンクラス地下鉄駅は、メトロポリタンラインのみ運行しており、その他のラインは通過しています。

※地下鉄の最新運行状況は、下記「ロンドン地下鉄」の公式サイトにて公開されております。
 URL http://www.tfl.gov.uk.edgesuite.net/tube/travelinfo/realtime/ (英語)


〔バス〕
*バスは爆破事件のあったタビストック・スクエア界隈を迂回している他は、通常通りの運行しております。


■ 定期観光バス:
通常通りに運行しております。


■ 在来線駅:
*キングスクロス駅は依然として閉鎖されております。
 その他の駅は、通常通りオープンしております。

*但し、ウオータールー・ユーロスター駅ではセキュリティーのため、改札エリアでは「乗車券を持った人以外は立入禁止」という規制が行われております。


■ 空港:
通常よりセキュリティーが強化され、警官や爆発物探知犬などが空港を巡回しております。
到着や手続きの状況は通常と変わらず、特に問題ありません。


■ ホテル:
ロイヤルナショナルでは、未だラッセルスクエアとの角において警察による身元確認が行われており、ホテルに続く通り(約100m)に入るためには、下記の提示が必要となります。
 ・パスポート等の身分証明書
 ・ホテルの予約確認書、又はロイヤルナショナルと名前が記載されている旅行会社等が発行した日程表

この処置は現地7月11日一杯は続けられておりましたが、今後の状況に関しては不明です。


■ その他:
*三越、イギリス屋、リバティー、ハロッズ、セルフリッジ、ジョンルイス等の百貨店も通常通り営業しています。

*全ての劇場、ミュージカルも、本日より通常通り公演が行われております。



【 バーミンガムの状況 】

イギリス第二の都市 バーミンガムにて爆破テロの可能性が高いとの情報が入った事から、7月09日(土) 夜 20:15から7月10日(日) 朝6:30頃まで、市内中心部にて緊急避難が行われました。
その際、バス内に不審物を4つ程発見、爆破処理しましたが、どれも爆発物ではなかった模様です。
その後、市民生活は通常に戻り、問題は報告されていません。



地下鉄の運行が通常通りでない事を除けば、ほぼ正常に戻っています。
尚、また新しい情報が入り次第、お知らせいたします。