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イタリア [ Republic of Italy ]

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イタリア ローマ / 来年初頭まで開催の特別展覧会・イベントご紹介

掲載日時:2007年12月10日

情報提供:イタリア政府観光局 (ENIT)

今回、冬休み時期をイタリアで過ごす方々のために、来年初頭までローマにて開催されている特別展覧会やイベントのいくつかをご案内します。
是非、この時期のイタリアにお越し下さい。

■ ローマ・ボルゲーゼ美術館「カノーヴァ展」開催中 (Canova e la Venere Vincitrice)
 期間: 2007年10月18日〜2008年2月03日
 場所: ローマ、ボルゲーゼ美術館(Galleria Borghese)、Villa Borghese 内

今年は彫刻家「アントニオ・カノーヴァ」(Antonio Canova、1757〜1822)の生誕250周年で、ローマのボルゲーゼ美術館で同巨匠の特別展を開催しています。
ヴィッラ・ボルゲーゼは、カノーヴァ本人が当時「世界で一番美しいヴィッラ」と賞賛した建物。そのボルゲーゼ美術館所蔵の傑作「パオリーナ」(Paolina)を始め、エルミタージュ博物館所蔵「三美神」(Tre Grazie)やパリのルーブル美術館所蔵「エロスの接吻で目覚めるプシュケ」(Amore e Psiche)などの彼の彫刻作品も同展で公開されています。

※詳細
 開館時間: 火〜日曜 09:00〜19:00、月曜 休館
 入場料: 12.5ユーロ (美術館 6.5ユーロ+予約料 2ユーロ+カノーヴァ展 4ユーロ)
 予約電話番号: TEL: 06−32810  ※ボルゲーゼ美術館は予約制です。
 URL http://www.canovaelavenerevincitrice.it/ (イタリア語)
 URL http://www.galleriaborghese.it/nuove/emostre.htm#canova (イタリア語、英語)



■ 「画家 ベルニーニ」展開催中 (Bernini Pittore)
 期間: 2008年1月20日まで
 場所: ローマ、バルベリーニ宮殿(Palazzo Barberini)  ※住所: Vaia delle Quattro Fontane 13

17世紀のイタリア・バロック期を代表する「ベルニーニ」は、主に彫刻・建築の分野で知られていますが、同展覧会ではこれまであまり一般公開されていない、ベルニーニのデッサン、大理石胸像、自画像キャンバス画などの作品34点を展示しています。
会場となるバルベリーニ宮殿もこのほど改装を終えたばかりです。

※詳細
 開館時間: 火〜日曜 10:00〜19:00、月曜 休館
 入場料: 10ユーロ (宮殿内博物館入場+展覧会) 
 現地お問い合せ: TEL: 06−32810
 URL http://www.galleriaborghese.it/ (イタリア語、英語)



■ 古代ローマ演劇展「IN SCAENA」開催中
 期間: 2008年2月17日まで
 場所: ローマ、コロッセオ(Colosseo)

古代ローマ演劇の歴史を展示する考古学展覧会が「コロッセオ」で開催中で、古代ギリシャの流れをくむ約60点の遺品が展示されています。
大ギリシャが創造した演劇は西洋劇場史の原点ですが、その中でもとりわけ劇場建築、演出法、舞台設営を、古代ローマ人が進化させ 完成の域に高めたといわれます。
そんなローマ演劇は、都市的祭典芸術の結晶。演劇用仮面、楽器の復刻品や考古学展示品は、国内の重要コレクションから多く出典されており、例えばバッカスの大理石柱像(マッシモ宮ローマ国立博物館所蔵)や舞台用彩色テラコッタ(ナポリ考古学博物館所蔵)などが見所です。

※詳細
 開館時間:
 2008年2月15日まで 08:30〜16:30、 2月16・17日 08:30〜17:00
  * 12月25日、1月01日は休館
 入場料: 11ユーロ (コロッセオへの入場と展覧会)
 現地お問い合せ: TEL: 06−39967700、 予約 TEL: 06−39967700(要予約)
 URL http://www.beniculturali.it/eventi/dettaglio.asp?nd=ec,ri&idevento=48509 (イタリア語)



■ 「スタンリー・キューブリック展」開催中 (Stanley Kubrick)
 期間: 2008年1月06日まで
 場所: ローマ、パラッツォ・デッレ・エスポジツィオーニ (Palazzo delle Esposizioni)
  ※住所: Via Nazionale 194

映画史にその名を残すアメリカの映画監督「スタンリー・キューブリック」の回顧展が、改装したばかりのローマの展示センター「パラッツォ・デッレ・エスポジツィオーニ」で2008年1月06日まで開催されています。
未編集フィルム、コピー、監督メモ、写真、バックステージ映像、衣装、有名映画シーンの舞台装置、短編伝記など、映画に捧げた巨匠の人生を伝えます。
「博士の異常な愛情」から「アイズ・ワイド・シャット」まで、どの作品にもみられる建築、デザイン、芸術、音楽、文学への関心から作り出された巨匠の独特の映画の世界を見る人に理解していただける事でしょう。
尚、同じパラッツォ・デッレ・エスポジツィオーニ内では、マーク・ロスコ展も1月06日まで開催中です。

※詳細
 URL http://www.palazzoesposizioni.it/ (イタリア語、英語)



(写真左: カノーヴァ展、写真中: IN SCAENAの会場「コロッセオ」、 写真右: IN SCAENAの展示品)