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イタリア [ Republic of Italy ]

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国別イベント情報

イタリア / 2008年 春〜夏に開催のイベント情報−その1

掲載日時:2008年04月07日

情報提供:イタリア政府観光局 (ENIT)

この春〜夏の時期にイタリアにて開催されるイベント情報をお知らせいたします。
第1回目の今回は、ミラノ、ヴェネチア(ベニス)、及びその周辺都市で開催のイベントをご紹介いたします。
これらのイベントにあわせ、是非イタリアにお越し下さい。

【 ヴェネチア 】
■ 展覧会「ローマ人と異民族:新しい世界の誕生」 (ROMA E I BARBARI, LA NASCITA DI UN NUOVO MONDO)
開催期間: 2008年7月20日まで
開催場所: パラッツォ・グラッシ(Palazzo Grassi)にて
詳細: URL http://www.palazzograssi.it/ (イタリア語、英語、フランス語)
〔概要〕
ジュリアス・シーザーによるガリア征服から、ローマ帝国誕生にかけての時代を歴史的に再検証する素晴らしい品々のコレクションが「パラッツォ・グラッシ」で公開されています。
蛮族ともよばれた異民族たちがローマ文明に激しく影響され、帝国内でローマ化した現象にも新たな光をあて、ポルトガル・ベージャの宝物やコンクの六角形聖骨箱、ローマと蛮族達の合戦の様子を描いたレリーフなど、数多くの作品が展示されています。



【 ミラノ 】
■ ロシア宮廷でのカノーヴァ:エルミタージュ美術館所蔵の傑作展 開催中
 (CANOVA ALLA CORTE DEGLI ZAR. CAPOLAVORI DALL'ERMITAGE DI SANPIETROBURGO)
開催期間: 2008年6月02日まで
開催場所: パラッツォ・レアーレ(Palazzo Reale)にて
詳細: URL http://www.provincia.milano.it/turismo/eventi.html (イタリア語、英語)
〔概要〕
パラッツォ・レアーレでは、サンクト・ペテルブルグのエルミタージュ美術館所蔵のカノーヴァ作品7点を含む40点の美術作品を展示しています。
エルミタージュ美術館はカノーヴァの彫刻作品を多く所蔵しており、18・19世紀の歴代皇帝達がヨーロッパ全土から膨大な芸術作品を購入していましたが、中でもイタリアのものが好まれロシア文化の西洋化を図ったといわれます。
「3美神」(Le Tre Grazie)、「踊るニンフ達」(Danzatrice)、「マグダラのマリア」(Maddalena penitente)、「トロイのヘレン」(Elena di Troia)、「パリス」(Paride)等のカノーヴァ作品が展示されます。

■ フランシス・ベーコン展 開催中 (FRANCIS BACON A PALAZZO REALE)
開催期間: 2008年3月05日〜6月29日
開催場所: パラッツォ・レアーレ(Palazzo Reale)にて
詳細: URL http://www.francisbacon.it/ (イタリア語)
〔概要〕
同じくパラッツォ・レアーレでは、苦悩の英国人画家 フランシス・ベーコンの作品60点あまりを展示しています。
イタリアでは初公開となるベーコン晩年の作品を鑑賞するいい機会でもあり、30年代の青年時代から、有名となった円熟期の作品までをたどる回顧展です。
緊張感と劇的な内面告白性に富むベーコンの作品は、刺激的で暗示を含み現代人の不安と感情の強さを表現しています。

■ ナタリー・ユールベリ展 (FNATHALIE DJURBERG)
開催期間: 2008年4月19日〜6月01日
開催場所: ミラノ・プラダ財団 (Fondazione Prada)
詳細: URL http://www.fondazioneprada.org/ (イタリア語、英語)
〔概要〕
プラダ財団の展示スペースでは、4月19日から6月01日まで、スウェーデンの有名なアーティスト、ナタリー・ユールベリ展を開催。
刺激的なユールベリのクレイメーション(粘土人形のアニメ)映像には、様々な心理的象徴性や欲求が映し出されます。シュールで幼稚、グロテスクにもみえる人形やセットには、作者のユーモアと風刺がこめられているのです。
ユールベリはスウェーデンの現代アートシーンの中で近年、世界からも注目されています。



【 その他 】
■ 「ミロ展」開催中 (Miro - La terra)
開催期間: 2008年5月25日まで
開催場所: フェッラーラ市(Ferrara)の「ディアマンティ宮殿」(Palazzo dei Diamanti)
詳細: URL http://www.artecultura.fe.it/ (イタリア語、英語)
〔概要〕
世界遺産 フェッラーラ市の「ディアマンティ宮殿」で、20世紀を代表するアーティストのひとり「ジョアン・ミロ展」を開催しています。
同展はフェッラーラ・アルテと、マドリッドのティッセン・ボルネミスサ美術館の共催で「土」に対するミロの芸術・イメージ創作上の深い結びつきを模索する初の国際展覧会です。作品は1918年から、パルマ・デ・マヨリカでの創作活動が本格化した1956年頃までのものが中心。


(下記写真は、展覧会「ローマ人と異民族:新しい世界の誕生」)