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イタリア / 2009年春まで開催される「美術展覧会」情報−その1

掲載日時:2009年01月28日

情報提供:イタリア政府観光局 (ENIT)

伝統行事や、有名な美術館だけでなく、イタリアでは各地で様々な美術展覧会が今年も企画されています。
今回から3回にわたり、2009年春までの間、開催される「美術展覧会」に関する情報をお届けいたします。

■ 2009年春まで開催の主要「美術展覧会」
* ジュリアス・シーザー展 (GIULIO CESARE. L’UOMO, LE IMPRESE, IL MITO)
 開催場所: ローマ「キオストロ・デル・ブラマンテ」(Chiostro del Bramante)にて
 開催期間: 5月03日まで
 詳細: URL http://www.chiostrodelbramante.it/ (イタリア語、英語)
〔概要〕
古代ローマ時代の英雄ジュリアス・シーザーの展覧会が、ローマで開催中です。
独裁者である前に偉大なる指導者、文筆家、政治家であったシーザーは、自らをヴィーナスの子孫と名乗り、その存在は神話化されました。
本展覧会ではシーザーの生涯から死後何世紀にわたる、その影響のあとを展示しています。

* 未来派展 (FUTURISMI)
 開催場所: アオスタ「サン・ベニン・センター」(Centro Saint Benin)にて
 開催期間: 4月26日まで
 詳細: URL http://www.regione.vda.it/ (イタリア語、フランス語)
〔概要〕
未来主義誕生100周年を記念する展覧会。
当時イタリア各地の知識人や芸術家層にひろまり、一世を風靡したイタリア人アーティスト達による芸術活動の全容を紹介します。

* 印象派とその後 (DAL PAESAGGIO ALL’IMPRESSIONE. IMPRESSIONISTI E POSTIMPRESSIONISTI)
 開催場所: カゼルタ王宮(Reggia di Caserta)にて
 開催期間: 3月29日まで
 詳細: URL http://www.eptcaserta.it/ (イタリア語、英語)
〔概要〕
19〜20世紀にかけての、イタリア具象絵画の発達を展示する大規模な展覧会。
当時のイタリア絵画作品がヨーロッパに広く流布していた様子がわかり、風景画から印象派絵画へ移行期の作品80点が展示されます。

* 発見されたアンジェリコ作品: サン・マルコ教会の祭壇考証 (L’ANGELICO RITROVATO)
 開催場所: フィレンツェ「サン・マルコ美術館」(Museo di San Marco)にて
 開催期間: 3月08日まで
 詳細: URL http://www.polomuseale.firenze.it/ (イタリア語、英語)
〔概要〕
イギリスで見つかり、近年イタリアの文化遺産となったベアート・アンジェリコの2作品が公開されています。
作品はアンジェリコがメディチ家のコシモ・デ・メディチの注文により、フィレンツェのサン・マルコ教会主祭壇のために描いた絵で、19世紀にばらばらになったものであろうといわれています。
想像復元された同祭壇も、同時に公開されています。

* フィレンツェ写真展 (D’IMPROVVISO I MUSEI DI FIRENZE)
 開催場所: フィレンツェ「ヴィッラ・バルディーニ」(Villa Bardini)にて
 開催期間: 3月15日まで
 詳細: URL http://www.polomuseale.firenze.it/ (イタリア語、英語)
〔概要〕
1850年から今日までの変化を、フィレンツェの博物館・美術館を通して写真で語る展覧会。
ルチア・バルディーニの写真 22点の他にも、フィレンツェの様々な様子を写した歴史的保管写真も展示されています。

* グランド・ツアー追想展 (MEMORIE DEL GRAND TOUR)
 開催場所: アオスタ「州立考古学博物館」(Museo Archeologico Regionale)にて
 開催期間: 5月03日まで
 詳細: URL http://www.regione.vda.it/ (イタリア語、フランス語)
〔概要〕
アリナーリ資料館が保管する60点の写真や、1930年代の絵画等の作品30点で、イタリア半島縦断の旅の写真を展示。
19世紀から20世紀にかけての英国人旅行者によるヴァッレ・ダオスタでのグランドツアーの絵や、版画などを集めたセクションも設けられています。

※注
上記スケジュールは、主催者側の都合により変更となる場合もありますので、ご注意ください。


(下記画像は「未来派展」のイメージ画像)