太平洋の秘境ヤップ島・離島ご紹介
しばし日本を離れ、南の島でゆっくり休みたい方に“秘島の隠れ家”をご紹介します。
ミクロネシア・ヤップ島からセスナ機で東へ45分の位置にあるユリシー環礁のファララップ島にたった1件の瀟洒なリゾートホテルがあります。2階建てのリゾートに10部屋。現在、リゾートとビーチの間にローカルハウス風のゲストハウス(4棟)を建築中です。周囲の自然に調和した設計で、心の底からやすらげます。
島全体がヤシの木に覆われ、男性は逞しいふんどし姿、女性は伝統の手織り(ラバラバ)の腰巻姿で静かに暮らしています。電話もテレビも無く、わずかな台数の車がたまに往来するだけのホテル前のプライベートビーチは、珊瑚礁に囲まれた内海のため静かな浜辺が広がっています。
さらに秘境を訪れたい方は、近隣の島々を日帰りで訪れる事も出来ます。そこからボートで、天候が良ければ3~40分で行けるモグモグ島は、テレビ番組「世界ウルルン滞在記」で紹介されてから、ローカル生活を体験したい若者が島を訪れる様になりました。
この島では、訪問者も同じスタイルになるのが礼儀ですが、最近は観光客は別扱いの様で、女性はラバラバを巻いたTシャツ姿でも良い様です。
日本からのアクセスは、コンチネンタル・ミクロネシア航空、その他でグアムまで約3時間、グアムからヤップへはコンチネンタル・ミクロネシア航空で約1時間半。グアム−ヤップの乗り継ぎは、往復共トランジット出来る便があります。
2月1日よりフライトスケジュールが変わりました。ポイントは日本を発った同じ日のうちにヤップに入ることが出来(木/土曜 953便)、帰りはヤップを木/土曜の深夜に発てば翌朝には日本へ帰れる便(954便)もあります。
ヤップのホテルを予約すれば、空港に迎えの車は来ていますが、空港送迎は有料のホテルもあります。ヤップ島からユリシー環礁へは、PMAのセスナ機(客席 8席/操縦席 2席)が月/金の週2便で往復しています。料金は往復$120。
船は大体5週に1便程度、政府の巡航船マイクロスピリッツ号が一般客と貨物のために運行しています。ユリシー環礁他、各離島へ訪島の際はヤップ出発前にヤップ本島(Council of Tamol)で許可を取り(S5)、現地で入島料$20を払います。
又、船で太平洋の離島巡りを体験するには、ヤップ島から1コース約3週間で9島を回る予定ですが、現地の状況によりコースやスケジュールは変わる事もあるのでご確認下さい。料金はヤップから最も遠いサタワル島(カヌー航海術で有名)まで$175。各島の人々と乗り合いの船中や、それぞれの島に立ち寄る際の光景など、自然と共に生きる人々の様子が良くわかります。
訪島に際しては、現地の様子や習慣を事前に知っておく事が必要です。
ヤップ島の気象は1~6月が雨の少ない季節であり、観光にはおすすめのシーズンと言われていますが、近年はあまりパターン通りでは無い様です。ただ乾燥季の後の水分が濃縮されたパイナップルの素晴らしい味はあまり知られていない情報です。
3月1~3日のヤップデーは、年に一度の伝統行事があり民族舞踏が披露され、島中の人が集まります。又、5月下旬から6月中旬は幼稚園から高校までの卒業式があり、各校は父兄の協力で盛大な踊りがあります。昨年も日本の新聞に紹介され、信濃毎日新聞にはカラー1ページ全般で掲載されました。この行事は一般公開されるので、観光客でも見学する事が出来ます。
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- ヤップ州 日本代表部
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