２００１年に起工した西部開拓最大のプロジェクト「青蔵鉄道」は、青海省の省都である西寧からゴルムド(格爾木)を経て、崑崙(クンルン)山口を越え、チベット(西蔵)自治区の区都「ラサ」(拉薩)間を結ぶ全長１,９５６ｋｍの高原鉄道です。

２００５年１０月に完成をみて、この程、試運転を開始する事となりました。客車を走らせるのは、２００７年の夏を計画しています。
同鉄道が無事に開通すれば、北京〜ラサ間は丸２日(４８時間)で結ばれる事になります。これにより旅のアレンジも豊富になり、来年はラサの観光もますます人気を呼ぶ事になるでしょう。

尚、標高４,０００ｍ以上になる地域はゴルムド〜ラサ間で、最も高いところで ４,５００ｍにも達します。
高原鉄道は、どのような眺めを我々に見せてくれるのでしょうか。
２００７年、ご期待下さい。