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キューバ トリニダ / ガイドブックに載らないマイナー世界遺産紀行 その15

掲載日時:2006年03月17日

情報提供:株式会社メキシコ観光

第15回は「キューバ・トリニダとインヘニオス渓谷」をご紹介いたします。

キューバの首都ハバナから南東へ約280km、カリブ海の海岸線から少し内陸部に入った所に位置する古都トリニダ(トリニダード)は、金鉱を探していたスペイン人ディエゴ・ベラスケスが1514年に建設した街です。

結局、付近の山脈や川から金脈は見つからなかったが、近郊のロス・インヘニオス盆地に砂糖工場が造られ、17世紀になってトリニダは砂糖やタバコ、奴隷貿易の一大中心地として発展していきました。

西アフリカから連れてきた黒人を酷使して18世紀後半にトリニダには巨万の富が集積しエルドラド(黄金郷)を求めた欧州の支配する者と一生過酷な強制労働に耐える支配される者、黒人奴隷との「光」と「影」、2重構造を有する街として19世紀半ばまで繁栄しました。

石畳の落ち着いた佇まいの古都では、サトウキビの大農園を経営した農園主のオルティス邸(現在は考古学博物館)、ブルーネート邸(現在はロマンティコ博物館)、カンテロ邸(現在は市立博物館)など昔日の栄光を映し出す屋敷群を見る事ができます。

市内の中心はサンティシマ広場。
ここを中心に石畳の道が延びています。
見所は広場の周辺にかたまっているので徒歩での観光が可能です。
郊外14kmにあるインヘニオス盆地の農園には44mの監視塔兼鐘塔「イスナーガの塔」があり、この塔から黒人奴隷のインヘニオス盆地からの逃亡を監視したとのこと。


◆空港名

キューバ・ハバナ空港(HAV)


◆所要時間

トリニダまで陸路で約5時間


◆営業時間

09:00-17:00 月曜休館(博物館)


◆観光のベストシーズン

1年中可


◆その他特記事項

世界遺産への登録年は1988年。個人で行くには非常に行き難い場所になるため、ツアーに参加するのがベスト。


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