第１８回は、古きよき時代の香りが漂うクラシックな街「トラコタルパン歴史文化財地区」をご紹介いたします。


「トラコタルパン歴史文化財地区」は、メキシコ湾岸の都市ベラクルスから南へ約１００Ｋｍに位置する都市です。
１６世紀半ば頃に建設されたコロニアル港湾都市で、幅広の大通りと列柱構造を持つ家々など、スペイン統治時代の港町そのままを偲はせる遺構が今なお数多く残されています。
港町らしい、色彩豊かで多様な家々の織り成す風景は、他のコロニアル都市とは一味違った趣きで、
世界遺産には１９９８年に指定されました。


◆最寄の町

ベラクルス（VER)
（ベラクルスから陸路で約２時間）


◆ベストシーズン

一年を通じで観光は可能。
ただし夏場は日差しが強く、かなりの暑さの覚悟が必要。
また９月〜１０月はハリケーンの時期で避けたほうが無難です。
２月はトラコタルパンの街の聖人のお祭りがあり、パレードなど遭遇するかもしれません。


◆歩き方

街の中心広場（ソカロ)を起点に放射状に街が出来ている。
小さい街なので、ぶらぶらのんびり散歩を楽しみながら、街の雰囲気を味わうタイプの観光がベスト。


◆その他

年中を通して蚊などの虫類が多いので、虫除けスプレーを持っていくことをお勧めします。