待望のバンコクの新空港「スワンナプーム国際空港」が、今年２００６年９月２８日にグランドオープンする事が発表されました。
この日より全てのフライトは新空港を利用する事になります。航空便の離発着は国際線、国内線ともに同日の午前０３:００の時点で全て、ドンムアンからスワンナプーム新空港に切り替わる予定です。
尚、現在使われているドンムアン空港は、チャーター便等の発着に使われる予定です。

新空港の３レターコードは「ＮＢＫ」、新空港移転後も一部、利用が継続される従来のドンムアン空港はのコードは、新たに「ＤＭＫ」となります。
スワンナプーム新空港でのＭＣＴ(最低乗り継ぎ時間)等は未定です。

新空港はバンコクの中心地から約３０ｋｍに位置し、アジア最大規模の空港となります。「スワンナプーム国際空港」の詳細は、下記視察レポートをご覧下さい。


■ 「スワンナプーム国際空港」視察レポート
「新バンコク国際空港」(スワンナプーム空港: Suvarnabhumi Airport)は、現行の「ドンムアン空港」(Don Muang Airport)の約５倍、成田空港の約３倍の広さという規模で、南北に延びる東西２本の並行滑走路、中央のメインターミナルビル(ＭＴＢ)、及びＭＴＢの南側面と東西、及び南北の６方向に伸びる搭乗コンコースを持ちます。

新空港は現行のドンムアン空港と異なり、１つのターミナルビル内に国内線と国際線のチェックインカウンターが並列する形となっており、４階(出発階)に並ぶ１０本のチェックインカウンターのうち、入口より見て左側２列が国内線、他のカウンターが国際線用カウンターとなります。
これにより従来、ターミナル間の移動に時間を要していた国際線から国内線への乗り継ぎ時間が、かなり短縮されます。
又、入国時のパスポートコントロールブースも現行のドンムアン空港の８０スロットから一気に１３０スロットに増やされ、これまで到着便が集中する時間帯にはかなり時間を要していた入国手続きも大幅に短縮される模様です。

※上記レポートの詳細は、下記サイトにてご確認ください。
　ＵＲＬ　http://www.otoa.com/home/news_ditail.php?serial=10492