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オーストラリア ブリスベン / アボリジナル・ダンスが蘇る「リバーライフ・アドベンチャー・センター」

掲載日時:2006年09月14日

情報提供:クイーンズランド州観光公社 (TQ)

1770年ジェームス・クックは、クイーンズランド州北部にあるポゼッション島にイギリス国旗を突き立ててオーストラリアをイギリスの領有とする宣言をいたしました。その約100年後、画家のトマス・ベインズは、その頃のサウスブリスベーンの情景を絵として残しています。大きな川沿いに畑を耕す移民の小さな集落があり、集落を囲む木々の下では、アボリジニのんびりと歩いたり、丸太に腰をおろしたりしている様子が描かれたこの絵に「迫害」の気配はなく、まさに「共存・和解・和平」といった言葉が似合います。

現在、絵の中にも描かれている川沿いにあるブリスベンの「リバーライフ・アドベンチャー・センター」では、この7月から毎週火曜日にアボリジニ文化体験のワークショップの催行を始めました。「リバーライフ・ミラブーカ」と言う名のこのワークショップは、既にクイーンズランド州のリコンシレーション・アウォードを受賞しています。このリコンシレーションと言う単語には「仲直り・和解・償い」と言う意味合いが含まれており、この賞は原住民であるアボリジニと人々の心の距離を近づける事に大きく貢献した人や事柄に贈られるものです。

ワークショップを行うのは、ストラッドブローク島やモートンベイなどブリスベン近郊に古来集落をもったヌヌクル・ユゲラ族を代表とする複数アボリジニ部族集団。
ブリスベン近郊に纏わる原住民と街の歴史のガイダンスは勿論の事、伝統的な火起しの儀式やディジュリドゥやそれを叩いてリズムを取るクラップ・スティックの軽快な演奏をバックに、古来から伝わるアボリジニのダンスや歌、さらには楽器の演奏方法などをアボリジニダンサー達に教えてもらえるのです。

「古きを聞いて新しきを知る」、ブリスベンが新たなアイデンティティとともにトマス・ベインズの絵を再現する日もそう遠くなさそうな気がいたします。


※本情報の詳細は、下記サイトにてご確認下さい。
 URL http://www.riverlife.com.au/ (英語)


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