ライプツィヒ郊外にあるデーリッツ(Doelitz)の森の中に、１６７０年〜１６８２年にかけて、ザクセン後期ルネッサンスからザクセン前期バロック様式で建てられた「トーアハウス」(Torhaus)という建物があります。
若き日のゲーテも滞在した事のある「トーアハウス」は、現在、１９５９年から約２万点もの錫(すず)ミニチュア人形を見る事が出来る展示館になっています。

ハイライトは、１８１３年１０月１５日にナポレオンが諸国民戦争を偵察した模様を表したミニチュアの展示。
それだけでなく、１６〜２０世紀の町や戦争の歴史等、これらを見るだけでヨーロッパの歴史がざっと分かってしまうほど。
ライプツィヒへ行ったら、ぜひ少し足を伸ばしてみてはいかがですか？　


■ トーアハウス (Torhaus Doelitz)
　住所: Helenstrasse 24, Leipzig
　行き方： トラム１１、２２、２４番で「Leinestrasse」下車 (所要時間約２０分)
　開館時間： 水〜日曜 １０:００〜１７:００
　入場料： 大人３ユーロ


※詳細はこちら：
　http://www.voelkerschlacht1813.de/vs/sehen/torh.htm (ドイツ語)