クイーンズランド大学の最新生殖科学研究家達とカランビンワイルドライフサンクチュアリー、ドリームワールドを始めとする数々の動物保護団体による合同プロジェクトでは「世界初のコアラ精子バンク設立」を目標に野生残頭数が危惧されているコアラの生殖能力や人工授精の研究に取り組んでおります。
そんな中、今年１０月末にゴールドコーストで人工授精による８匹のコアラの赤ちゃんが無事産まれ、このうち３匹の赤ちゃんコアラはカランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリーで飼育され、観察が行われる事となりました。

人工授精で生まれたコアラを公開するのは、これが世界初。野生動物や自然保護の立場から進めた研究が、最新鋭の科学を生み出してしまうと言う皮肉なオージーユーモアが快いほど痛快です。
人間と科学が生み出した神秘の赤ちゃんコアラは、カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリー(Currumbin Wildlife Sanctuary)で待っています。


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　ＵＲＬ　http://www.cws.org.au/ (英語、日本語)