「椅子１００脚コレクション」で世界的に有名なドイツの家具メーカー、ヴィトラ社。
その本拠があるヴァイル・アム・ラインは、ドイツ南西の端 スイス国境バーゼルに程近い小さな街ですが、世界中からデザインの関係者が訪れます。なぜなら、ここに注目のヴィトラ・デザインミュージアムがあるからです。

ハイライトは、椅子コレクションを始めとする工業生産家具デザインの歴史的遺産だけではありません。世界的に著名な建築家 安藤忠雄、フランク・Ｏ・ゲーリー、ニコラス・グラムスホウ、ザハ・ハディッド、アルバロ・シザの建築群が敷地内に集められています。
毎日１２時と１４時に約２時間のガイドツアーが設定されており、建築作品と椅子コレクションを見る事がで出来ます。

ヴィトラ社のおかげで「椅子の町」となってしまったヴァイル・アム・ライン市内には、２１ヵ所に椅子のオブジェがユニークに配置されています。是非ミュージアムと合わせて見学されてはいかがでしょう。
尚、ヴィトラ社は昨年末にベルリンにオープンする予定であったミュージアム計画を中止し、本拠地のミュージアム拡充に変更いたしました。


※ヴァイル・アム・ラインの詳細はこちら。
　http://news.visit-germany.jp/ff/ch.php?cmd=go267509926&vas=10347114