5年おきにカッセルで行われるドクメンタは、現代美術において重要な意味を持つ国際イベント。 第一回目の開催は、1955年にまで遡ります。
ドクメンタは、ナチ蛮行の時代の後、ドイツの大衆を世界の現代性と対立させ、ドイツ自身が失敗した啓蒙も含め、調和を図ろうとしました。初回の参加アーティストの中には、ピカソもいました。
当時のドクメンタの成功は予想以上で、それ以来5年おきに開催される様になり、現在では約65万人もの観客を動員するまでのビックアートイベントとなっています。
第3回〜7回目には、ドイツの現代美術の巨匠 ヨーゼフ・ボイスが、又、その後は日本人のアーティストも参加しました。
第12回目にあたる今回のプロデューサーは、ベルリン出身の国際キュレーター、R.M.ビュルゲル氏。彼は、ドクメンタのメイン会場となるフリデリチヌムだけでなく、ヴィルヘルムスヘーエ城とベルクパークの他、オランジェリー宮殿前の12,000平米の広大な「クリスタルパレス」(水晶宮殿)を仮設する構想も発表。
新しい展示空間に展示される美術がどんなものか、更に注目が集まります。
又、「ドクメンタ12」をアートの会場にするのは、芸術家だけではありません。
料理評論家達から「世界最高の料理人」と呼ばれることもある、スペイン カタルーニャ人シェフ アウトゥール・ジミェフスキ氏の参加も決まっています。
現代アートが美術の枠だけに留まらず、グルメを含む全ての包含するという概念を持つプロデューサーならではの試みとも言えるでしょう。
■ ドクメンタ12 概要
* 開催期間: 2007年6月16日〜9月23日
* 場所: カッセル・フリデリチヌム (カッセル中央駅より徒歩10分)
* オープン時間: 毎日 10:00〜20:00
* 入場料: 一日券 18ユーロ、 二日券 27ユーロ
* 詳細: URL http://www.documenta12.de/ (ドイツ語、英語)
ドクメンタは、ナチ蛮行の時代の後、ドイツの大衆を世界の現代性と対立させ、ドイツ自身が失敗した啓蒙も含め、調和を図ろうとしました。初回の参加アーティストの中には、ピカソもいました。
当時のドクメンタの成功は予想以上で、それ以来5年おきに開催される様になり、現在では約65万人もの観客を動員するまでのビックアートイベントとなっています。
第3回〜7回目には、ドイツの現代美術の巨匠 ヨーゼフ・ボイスが、又、その後は日本人のアーティストも参加しました。
第12回目にあたる今回のプロデューサーは、ベルリン出身の国際キュレーター、R.M.ビュルゲル氏。彼は、ドクメンタのメイン会場となるフリデリチヌムだけでなく、ヴィルヘルムスヘーエ城とベルクパークの他、オランジェリー宮殿前の12,000平米の広大な「クリスタルパレス」(水晶宮殿)を仮設する構想も発表。
新しい展示空間に展示される美術がどんなものか、更に注目が集まります。
又、「ドクメンタ12」をアートの会場にするのは、芸術家だけではありません。
料理評論家達から「世界最高の料理人」と呼ばれることもある、スペイン カタルーニャ人シェフ アウトゥール・ジミェフスキ氏の参加も決まっています。
現代アートが美術の枠だけに留まらず、グルメを含む全ての包含するという概念を持つプロデューサーならではの試みとも言えるでしょう。
■ ドクメンタ12 概要
* 開催期間: 2007年6月16日〜9月23日
* 場所: カッセル・フリデリチヌム (カッセル中央駅より徒歩10分)
* オープン時間: 毎日 10:00〜20:00
* 入場料: 一日券 18ユーロ、 二日券 27ユーロ
* 詳細: URL http://www.documenta12.de/ (ドイツ語、英語)
当サイトに掲載されている記事・写真の無断転写・複製を禁じます。すべての著作権は、OTOAまたは情報提供者に帰属します。
弊会では、当サイトの掲載情報に関するお問合せ・ご質問、又、個人的なご質問やご相談は一切受け付け ておりません。あらかじめご了承下さい。
- ●外務省提供
- ●観光庁提供
- ●厚生労働省 検疫所情報
- ●国土交通省航空局 提供