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カナダ / カナダにおける治安情報

掲載日時:0000年00月00日

情報提供:外務省 海外安全相談センター

カナダは、一般的に治安は良いと言われていますが、日本人の渡航者、滞在者が犯罪に巻き込まれる事案も発生しています。
旅行者の場合、空港やホテル、レストラン等でスリや置き引き等が多発しているので、旅券や現金等貴重品を盗まれないよう注意する必要があります。被害に遭った日本人旅行者の多くが、貴重品を入れたバッグをほんのわずかの間、足元や近くの椅子の上に置いた際に盗まれています。


■ カナダ主要都市における主な日本人被害事例等は次の通りです。
(1) バンクーバー
旅行者を狙った置き引き等の窃盗犯罪が、空港、ホテル・ロビー、レストラン、ショッピングセンター、観光地で多発しています。また、最も多発している窃盗犯罪は、観光地等の駐車中で、車の窓ガラスを割って車内から物を盗むという手口です。車を停める際は、人目のある駐車場を選び、かつ車内には何も残さないようにすることが大切です。

レンタカーを借りる際に金額未記入のクレジット・カードの伝票にサインさせられて、後で多額の請求書が送られる等の被害も発生しています。

また、バンクーバーの一部(ダウンタウン東地区、中華街近辺等)には、麻薬中毒者や浮浪者等がたむろしているため治安の悪いことで知られており、麻薬の問題でも注意が必要です。特別の用事のない限り、特に夜間、このような治安の悪い地区を歩き回ることは控える方が賢明です。

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(2) カルガリー、エドモントン、バンフ、ジャスパー
カルガリーやエドモントンでは、最近、銀行やコンビニエンス・ストア、食料雑貨店などの比較的小さな店などを狙った強盗事件や麻薬、銃器に絡んだ犯罪が多発しています。日中でも人通りの少ない場所を歩くこと、夜一人で外出することなどは避けることが賢明です。万一、脅かされてお金を要求された時には、抵抗せずにお金を渡すことが賢明です。このためにも、大金は持ち歩かないように心がけましょう。

性犯罪に巻き込まれないために、夜間の外出や会ったばかりの人の車に同乗したり、見知らぬ人の家へ誘われて行くことは避けるようにしましよう。

最近、車ごと盗む犯罪が多発しています。車から離れる際は、必ずエンジンを切りドアをロックしましょう。また、荷物は人目につかないようトランク内に入れましょう。

バンフやジャスパーの観光地及びエドモントンの有名ショッピング・モール、空港、ホテル、レストラン、土産物店などでは、旅行者を狙った、置き引きやスリなどの窃盗事件が頻発しています。貴重品は、必ず身につけて携行するようにしましょう。

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(3) トロント
観光シーズンには手荷物の置き引き、引ったくり等の日本人被害が多発し、そのほとんどが、旅券や現金、貴金属等の貴重品をバッグに一緒に入れていて、バッグごと全て盗まれるというものです。被害は、一流ホテルを含むホテルのロビー及びカウンター、レストラン、空港カウンター等で発生していますが、ホテルや空港のトイレの個室の物掛けに掛けた荷物を外から盗まれるという被害も発生しています。犯罪者は多くの場合、数人のグループで、一人が近づいてきて親切そうに話しかけた隙に他の一人がバッグ等を盗むという手口が多いようです。また、ケチャップやアイスクリーム等を洋服に付けたり、コイン等を周囲にばらまいて旅行者の注意をそらした隙に、別の何人かがバッグを盗むという手口も見られます。

トロントには、日本人の旅券を狙う国際犯罪組織の一部が往来している模様で、旅券の盗難には、特に注意が必要です。



■ 防犯対策は次のとおりです。
* 夜間の一人歩きは避ける。
 暗く、人通りのない場所を避け、明るく、にぎやかな場所を利用する。
* 多額の現金や貴重品は必要のない時以外は携行を避ける。
 日本人から盗んだ財布やバッグに多額の現金が入っていたことに味をしめた窃盗グループが、日本人旅行者を専門に狙っていることが考えられます。日本人を狙ったこのような窃盗犯罪を撲滅するためにも、多額の現金や貴重品の携行は極力避けることが肝要です。
* 旅券の取扱いに注意を払う。
 日本人の旅券を狙った窃盗グループが存在し、現金等貴重品とともに旅券を盗まれる被害が多発しています。旅券を携行する際には必ず身に付けて携行するように特に注意が必要です。
* 犯罪者に隙をみせない。犯罪を誘発しない。
 犯罪者はまず、多額の現金や貴重品を所持しているターゲットを物色し、そのターゲットの隙を狙います。財布の中身や貴重品を携行していることを他人に知られないように留意することが必要です。また、荷物の持ち方等で犯罪を警戒していることを示すことによって、被害に遭う確率を低くすることができます。
* 面識のない人を安易に信用しない。
 知り合ったばかりの人の家に安易に行ったり、車に同乗したりしないことが賢明です。
* 車を利用する際も盗難に注意する。
 車の鍵のこじ開けは、犯人にとって容易なことなので、ハンドルロック棒等を利用し、盗難防止措置を施していることをアピールすることも必要です。また、駐車する際は人目のある駐車場を利用することが大切です。記念写真の撮影等でほんの数分と思っても、車の中に貴重品は残さないようにしましょう。
* 万一犯罪に巻き込まれた場合には、すぐに警察に届けて下さい。



■ 緊急時の連絡先
* 非常時(警察、消防、救急): TEL 911 (国内共通)
* 在バンクーバー日本国総領事館: TEL 604-684-5868
* 在カルガリー日本国総領事館: TEL 403-294-0782
* 在トロント日本国総領事館: TEL 416-363-7038


※このページ内の情報は、外務省「海外安全ホームページ」より引用しております。

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