世界でもっとも傾斜した塔がどこにあるかをご存知ですか。
イタリアのピサの斜塔？　いいえ、答えはドイツ北西部、オランダの国境と北海に近いズールフーゼンという町にあります。

人口 １,２００人の小さな村にある教会の尖塔の傾度は世界一です。尖塔の高さは２５.７ｍ、そして傾度は５.０７度とピサの３.９７度よりもはるかに大きく傾いています。

教会は１３世紀前半の建築物ですが、それから約１００年後にこの塔が建てられました。塔の下にはオークの樹幹が使われていますが、地下水位が下がり腐食したため、このように塔は傾斜しました。
夏は教会見学ツアーもあります。このほかに昔の農家の人々の生活の様子を知る事の出来る博物館があります。

「ズールフーゼンの斜塔」が世界的に有名な観光地になる日も近いかもしれません。