アンコールワット第一回廊内の「乳海攪拌」のレリーフは、その彫刻の上にある屋根の修復工事が２００８年２月２７日より急遽開始された事を受け、現在レリーフの一部が見学出来ない状況になっております。
修復期間は約２年間の予定で、米・仏の修復チームにより作業が行われています。

このレリーフは全長５０ｍに及びますが、それを３箇所に区切って修復工事が進められる計画です。現在、第１箇所目(レリーフの南側)の屋根の修復を行っており、この部分のレリーフは見学出来ません。
今後、修復箇所は第２・第３箇所へと移動し、修復期間中は「乳海攪拌」のレリーフの一部、又は全てが見学不可となる可能性もありますので、予めご了承下さい。

現在、アプサラ遺跡保存局では、観光客用の案内板の作成を検討しておりますが、いつ頃設置されるかは未定です。
以上、ご旅行をご予定の方はご注意下さい。


(下記写真は、２００８年３月１０日現在の第一回廊「乳海攪拌」付近の様子です。)