自然界にはカラフルな花々がつかの間の喜びを見せています。お砂糖に包まれたデリケートなお花のお菓子やスミレの砂糖漬けは、一年中楽しむ事が出来ます。
勿論最高なのは「アウガルテン磁器工房」のウィーンの花模様の食器でお楽しみいただく事です。

■ 素敵なヒント−甘く華麗に：お花を甘く味わう
バラ、桜、忘れな草、キンセンカ等は「ブリューエンデス・コンフェクト」のオーナー、ミヒャエル・ディーワルズにとって数少ない原料です。
１０年以上も前からウィーンで野生の花を研究していた彼は、美しい花を砂糖づけのプラリーネに変身させたのです。
シーズンにあわせた６個、又は１２個ずつに包まれたボンボンは「バラを送って」、「スパイシーなお花」、「デラックスな花々」、「野生の果実」といったネーミングがなされ、薬草やマジョラムの葉などエキゾチックな原料が含まれています。
木曜日の販売日には、シュマルツホーフガッセ通りの工房にはカカオに包まれたバラのお菓子、松の実のお菓子、カシューナッツ等が美しく並べられています。

※ Bluhendes Konfekt (ブリューエンデス コンフェクト−ミヒャエル・ディーワルズ)
　住所: Schmalzhofgasse 19
　営業時間: 木〜金曜 １２:００〜１９:００
　詳細: URL　http://www.bluehendes-konfekt.com/ (ドイツ語、英語のページあり)


■ 甘いアイディア
皇妃エリザベートが５１ｃｍのウェストを維持しつつ、甘いものを本当に食べていたかはにわかに信じられません。しかし彼女は皇室御用達のお菓子屋「デーメル」から、定期的にスミレの砂糖漬けを自分のために送らせていました。今日もコールマルクトにあるデーメルのお店には、スミレの砂糖漬けが店頭に並んでいます。
繊細なお花の絵の付いた可愛らしい缶に入っていて、まさに皇室のイメージにぴったりです。

※ K.u.K. Hofzuckerbacker Ch. Demel’s Sohne GmbH (皇室御用達の店 デーメル)
　住所: Kohlmarkt 14
　営業時間: 毎日 １０:００〜１９:００
　詳細: URL　http://www.demel.at/ (ドイツ語、英語)


■ ショッピングのアイディア
絶対に枯れる事のないお花の模様は、アウガルテン磁器工房の食器に「ウィーンのお花」のシリーズに描かれています。もっとも愛されているのは「ウィーナーローゼ」(ウィーンのバラ)という緑色のふちで飾られた食器でしょう。
「ウィーナーローゼ」は、１９２４年から大皿や紅茶、コーヒーそしてモカコーヒーの食器シリーズで今でも手描きされています。
ビーダーマイヤー様式の花言葉は今日では余り知られていませんが、アツモリソウ、ホタルブクロ、野ばら、ケシそしてシクラメン等は、ビーダーマイヤー様式の自然への愛情を表現しています。

※Augarten Wien (アウガルテン ウィーン)
* アウガルテン宮殿内店
　住所: Obere Augartenstrase 1A
　営業時間: 月〜金曜 ０９:３０〜１７:００
* 旧市街店
　住所: Stock-im-Eisen-Platz 3
　営業時間: 月〜金曜 １０:００〜１８:３０、土曜 分、土曜 １０:００〜１８:００
　詳細: URL　http://www.augarten.at/ (ドイツ語、英語)