世界遺産の「レジデンツ宮殿」の地下、州立ワイン醸造所が所有する４,５５７平方メートルもの巨大なワインセラーをご紹介いたします。

ヴュルツブルクを中心としたフランケン地方は、丸く平たいボトルで知られるワインの産地です。ライン地方の優しく華やかなワインとは違い、男性的で力強く辛口であるのが特徴です。
かつての司教領主の製造所が、現在でも１４０ヘクタールのブドウ畑を所有するバイエルン州醸造所として存続しています。ワインセラー見学では、２００年以上前の巨大な樽や、三十年戦争の歴史を物語る「スウェーデンの樽」を見る事が出来ます。　

３月０１日〜１２月２１日の間の土〜日曜・祝祭日には、ほぼ一時間おきにワインセラー見学のガイドツアーがあります。参加費は６ユーロで、グラスワイン１杯つき。ツアーはドイツ語のみですが、世界遺産の宮殿の地下、ろうそくの明かりの中のツアーは気になりますね。


※レジデンツ宮殿のワインセラーについてはこちら
　URL　http://www.hofkeller.de/ (ドイツ語のみ)