今年に入り邦人の税関申告書の虚偽記載により、税関当局に身柄を拘束される事案が多発しております。
ウズベキスタンでは、入国および出国時に外貨の所持金額を申告する必要があります。さらに出国時に外貨を持ち出す場合には、持ち出し制限額(２,０００米ドル相当)があり、制限額を超えて持ち出す場合には中央銀行の許可書が必要となります。
また、入国時に申告した金額を上回る外貨を持ち出す場合も、同様に許可書が必要となります。

今般問題となった事案は、すべて手荷物検査の際に、税関申告書に記載した外貨金額以上の外貨(米ドル)が発見されたため、申告書に虚偽の記載をしたとして検挙されたものです。

ウズベキスタンを訪れる旅行者の方は、税関申告書には所持金額を正確に記載するよう、また、持ち出し制限額もしくは入国の際に申告した金額以上の外貨を持ち出す場合には、予め中央銀行の許可書を取得するか、現地銀行より本邦国内銀行へ送金する等の対応をお願いいたします。

ウズベキスタンへご旅行の際は、十分にご注意ください。