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警官は まず偽者と 警戒し

掲載日時:0000年00月00日

情報提供:JNTO パリ事務所

" 仕事でパリに出張中の三人の日本人が市内観光中にアレキサンダー橋にさしかかったところ、アメリカ人旅行者風の男から、カメラのシャッターを押してくれと頼まれた。男はカメラを渡すと撮影のポイントを探す様子で橋のたもとへ降りていき、0Kというようなしぐさを見せるので押すとシャッターが降りない。手真似でシャッターが降りないと伝えると、ちょっと見せてくれと手招きするので、カメラを持った一人は他の二人を橋上に残して橋のたもとへ降りた。

 下で男とカメラをチェックしていると、橋上から2入組の男が降りてきて麻薬取締官と名乗り、麻薬の取引をやっているのではないか、財布とパスポートを見せろという。アメリカ人風は素直に提示するのだが、ニセ警官ではないかと疑念をいだいた日本人の方は抵抗しようと思ったが道路へ上がる階段を塞がれている上に、橋の上にも見張り役と覚しき男まで立っている。橋の上に残してきた二人まで何事かと降りてきて一緒に罠にかかってしまった。

 3人は仕方なく財布とパスポートを提示したところ、相手はいかにもそれらしくチェックするふりをした後、何事か注意をして立ち去った。それから確かめて見ると、果たして数万円が抜き取られていることが分かった。

 3人の中一人はパリ在住の経験者で、フランス語もある程度は分かるし、3人で行動していればトラブルには巻き込まれないだろうと思ったのが油断につながったのかもしれない。人の目につきにくいところへ誘い出された上、退路も断たれ、人数でも劣勢であった事から、無用な抵抗をした場合身体に危害が及んだ可能性もある。

 本件の教訓として、相手を選ばない親切心は却ってトラブルのもととなること、人気のないところには入り込まないことを心掛けたい。"

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