ニュージーランド固有種の巨木である「カウリの木」を見る事の出来る北島の「ワイポウア・フォレスト」は、ニュージーランド最大のカウリ森林保護区です。
こちらでは樹高５１.２ｍと最大の高さを誇る「タネ・マフタ」(森の神)や幹の太さが５.２２ｍもある樹齢２０００年と最古のカウリ「テ・マツア・ナヘレ」等を見学出来ます。もちろん日中、自分で見に行く事も可能ですが、ここではマオリのガイドによるナイトツアーをご紹介させていただきます。

午後 １７:００開始(季節によっては１８:００出発)の４時間コースでは、真っ暗な森を歩きながら、森の歴史や固有種の珍しい鳥、植物を案内します。
敬意を込めた挨拶の言葉が響き渡った後の幻想的な雰囲気の中、闇の中に浮かび上がる巨木との対面は深く心に染み込む神秘的な体験です。私も実際に参加しましたが、決して１人では歩く事の出来ない夜のコースは、今でも印象深く心に残っています。
屋久島で７年間ネイチャーガイドをしていた日本語ガイドさんもいますので、安心して参加する事が出来ます。

是非、樹齢２０００年と推定される「カウリの木」との出会いを通して、太古の昔からそこに存在する自然の息吹を感じてください。