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ドイツ ベルリン / 2009年は「ベルリンの壁」が崩壊して20周年

掲載日時:2008年11月06日

情報提供:ドイツ観光局

皆様は、今から19年前にベルリンで何が起きたかご存知ですか? ご覧いただいている方の中には、当時まだ子供だった方も多くいらっしゃると思います。 

第二次世界大戦後に東西ドイツを分割し、1961年に東ドイツから西ドイツへの移住者を食い止めるために西ベルリンを囲むようにして建てられた「ベルリンの壁」が、1989年11月09日、崩壊しました。
東ドイツ国民が越えたくても越えられなかった高さ3.6m、総距離144kmの「ベルリンの壁」は、東ベルリン市民、及びベルリンへ押し寄せた東ドイツ国民の手によって自ら破られ、それと同時に東西ヨーロッパの冷戦状態は、徐々に溶けていきました。

■ 今でも残るベルリンの壁跡
現在も市内数ヵ所にベルリンの壁が残されており、忘れてはならない現代史の足跡を体感すべく、ドイツ国内からはもちろんのこと、世界中から大勢の旅行客が訪れています。
ここでは、ベルリン市内の壁跡を効率的に訪ねるために、私が実際に歩いたルートをご紹介いたします。

1) まず、スタートは「ブランデンブルク門」裏側から。
ガラス張りドームが象徴的な連邦議会議事堂を背に「ブランデンブルク門」の西側を歩くと、多くの車が行きかう車道にかつてベルリンの壁があったラインが引かれています。
ところどころに「Berliner Mauer 1961-1989」と書かれた小さなプレートが埋め込まれているのが目印です。

2) ブランデンブルク門をくぐり、ソニーセンターの建つ「ポツダム広場」へ。
ソニーセンター前には、移設されたベルリンの壁が展示されており「過去と現在」のベルリンを象徴する空間となっています。

3) そこから徒歩5分程度で、ベルリンの壁がそのままの状態で残っている 「ニーダーキルヒナー通り」(Niederkirchner Strasse)へと続きます。
ベルリンの町の歴史から、世界大戦で被害の様子、東西ベルリン分割時代まで、写真のドキュメンタリー展示が常時開催中です。

4) さらに歩いて数分で、1989年まで外国人が唯一東西ベルリンを往来する際に開かれていた検問所「チェックポイントチャーリー」があります。
ここでは壁博物館もあるので、詳しく壁の歴史を知りたい方にはおすすめです。

5) 市内最長の壁跡を見るには、U/Sバーンを使い東(Ost)駅、又はワルシャワ通り(Warschauer Str.)駅へ。約1.3kmにわたって「イーストサイドギャラリー」があります。
現在この壁跡には世界中のアーティストがペインティングをしており、野外展示場となっています。

次回はさらにベルリンの壁跡を訪ねるおすすめスポット等をご紹介します。
どうぞお楽しみに!


※「ベルリンの壁20周年」の詳細と動画は、こちらをご覧下さい。
 URL http://www.germany-tourism.de/ENG/culture_and_events/fall_of_the_wall.htm (英語)

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  • 機内持込・お預け手荷物における危険物について」