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フィジー ナンディ / 大雨発生の影響について (続報)

掲載日時:2009年01月21日

情報提供:株式会社ユー・ティ・アイ・ジャパン

2009年1月08日頃より、フィジー諸島 西北西方面より大型の熱帯低気圧とその前線による厚い雨雲が相次いで接近した影響で、ナンディを中心としたフィジー西部地区では以降約1週間にわたり断続的な激しい豪雨が降り、各所にて史上最悪といわれる洪水が発生いたしました。
これに伴いナンディタウン、及び周囲のいくつかの村が完全に冠水し、一時は全国で9,000人以上の住民が避難するといった事態が発生、11名が水に流されるなどして死亡いたしました。

ホテルやリゾートに関しては、洪水による直接的な被害を受けたところはほとんどありませんでしたが、洪水による道路の冠水や、悪天候による船・飛行機の欠航により、ナンディ空港から各リゾートへの移動に支障をきたしました。離島やコーラルコースト方面へのアクセスはもとより、一時はナンディ郊外のデナラウ島に至る道も冠水し、通り抜けが不可能な状態となり、日本人を含む多くの旅行者が移動手段や日程変更、空港近辺のホテルへの宿泊を余儀なくされました。

天候は先週末の1月16日頃からようやく回復し、1月17日(土)からは船便、航空便とも、ほぼ通常運航に戻っております。但しマナ島への空路での移動(ナンディより約10分)に関してのみ、島の滑走路の一部が豪雨によって流され、離着陸が不可能なため、引き続き欠航となっています。復旧には最低1週間程かかる模様です。

一方フィジー本島(ビチレブ島)の道路は元々舗装の質と排水が良くないため、大雨と洪水により至る所に大きな穴が空いております。この穴を避けて車が走行するため、市内各所で渋滞が発生し、車での移動には普段より時間を要します。
現在、ナンディタウンへの出入りが規制されている箇所以外は、主要道路で通行不可能な箇所は特にありません。又、現在、政府公共事業部門によって暫定的に土砂で穴を埋める作業が少しずつ行われており、路面状態も改善されつつあります。

ナンディタウンや周囲の村等、深刻な被災地の復旧には時間がかかると思われます。
今しばらくは市内観光が困難である事を除けば、通常通りのサービスが提供可能となっております。
どうぞ安心してお越しください。

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